阪神・淡路大震災資料の保存・活用に関する研究会

 阪神・淡路大震災は多くの行政文書に加え、地域の人々によって、避難所ポスター、ビラ、個人のメモなど、歴史資料に関する常識の枠に収まらない、様々な形態の資料を大量に生み出しました。また、震災直後から、震災に関する記録保存活動が、ボランティア団体や図書館、行政ではじまり、現在多くの震災資料が各機関で保存されています。
 これらの資料は、早くから公開・活用が望まれており、その整理や保存・活用方法を模索することは、新しい現代史アーカイブ構築のための格好のモデル事業となると考えられます。
 本事業では、阪神・淡路大震災資料保存諸機関の協議会を開催し、震災資料の保存・活用をすすめるために、個人情報の保護の問題や市民的・研究的利用のあり方などの課題を共有し、解決にむけて議論を深めていきたいと思います。

▲このページのトップへ ▲トップページに戻る