『美学芸術学論集』
本論集は、従来刊行していた『芸術学芸術史論集』に代わって、新体制となった芸術学研究室の構成員(教員及び院生)の研究成果を発信することを目的に、平 成17年に創刊されました。今日、メディアの進歩や情報化の拡大とともに、芸術そのものも大きく変化し続けています。こうした芸術文化の変化と不変なもの とを見すえつつ新しい「美学」「芸術学」を創建する場として、学外の研究者の協力もえながら、充実した論集をめざしています。
また本年度(2015年度)で第11号をむかえ、現在ではすべての論文をデジタルアーカイブ(神戸大学学術成果リポジトリ)からダウンロードすることができます。
第11号
※第11号発行におきまして以下の点をお詫びして、修正いたします。ご講読の際は以下の正誤表をご参照下さい。
⇒正誤表【PDF.Ver】
□論文 |
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前川修 |
リングのふたつの意味 |
唄邦弘 |
イメージの生成からアンフォルムな痕跡へ |
居村匠 |
ゴードン・マッタ=クラーク研究 −残されたものの動的特性― |
特集:Still/Motion
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イントロダクション:静止と運動のあいだを移動すること |
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アレクサンダー ・ザルテン |
イメージ・トラフィックとゾンビ・ヴィークル −モーション・キャプチャーからリズム・キャプチャーへ− |
松谷容作 |
微小重力空間におけるヴィークルとしての身体 |
渡邉大輔 アレクサンダー ・ザルテン 増田展大 松谷容作 前川修 |
討議 |
中村紀彦 |
遮られる運動、遮る静止 —アピチャッポン・ウィーラセタクンの諸作品における 静止画面をめぐって |
湯浅恵理子 |
ストップモーションのリアリティを考える −ブラザーズ・クエイ『ストリート・オブ・クロコダイル』に おける運動表象 |