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▷第8号
 
第1号~第7号
 
 

『美学芸術学論集』

2011

本論集は、従来刊行していた『芸術学芸術史論集』に代わって、新体制となった芸術学研究室の構成員(教員及び院生)の研究成果を発信することを目的に、平 成17年に創刊されました。今日、メディアの進歩や情報化の拡大とともに、芸術そのものも大きく変化し続けています。こうした芸術文化の変化と不変なもの とを見すえつつ新しい「美学」「芸術学」を創建する場として、学外の研究者の協力もえながら、充実した論集をめざしています。

また本年度(2012年度)で第8号を向かえ、現在ではすべての論文をデジタルアーカイブ(神戸大学学術成果リポジトリ)からダウンロードすることができます。

第8号

※第8号発行におきまして以下の点をお詫びして、修正いたします。ご講読の際は以下の正誤表をご参照下さい。

   ⇒正誤表【PDF.Ver

□論文


長野順子

〈絵のような〉自然から〈自然絵画〉へ
—アレクサンダー・フォン・フンボルトにおける
観測/観察/観照―

松谷容作

マンガを語るもう一つの方法
—認知心理学を援用した『ドラえもん』分析を通じて―


特集:脳/美学 ―脳科学への感性学的アプローチ

秋吉康晴 脳科学への感性学的アプローチ
井上研 脳画像の認識論と神経美学
門林岳史 美はどこへ行ったのか?
—神経美学の批判的系譜学―
唄邦弘 人類の誕生とその進化
—人間と動物の境界をめぐって―
岩城覚久
真下武久
堀翔太
脳・メディア・芸術・医療
—《光・音・脳》(2010)―

□研究ノート


金坂拓

アクト・ド・バレとは何か
—『ピュグマリオン』を題材とした
ふたつの音楽劇に関する比較考察―

□ワークショップ報告


富田大介

習慣の原理についての一考察
—「心体操」の理論的基礎付けに向けて―