小野市との連携事業

小野市立好古館特別展「下東条歴史街道をゆく」<

小野市立好古館の地域展が始まりました

 兵庫県小野市の市立好古館 (歴史系博物館) で、11月12日から12月25日の日程で、地域展 (特別展) 「下東条歴史街道をゆく」が始まりました。
  神戸大学と小野市との間では、平成17年1月、 社会文化に関する大学協定が結ばれています。それ以来 、生涯学習教育や文化遺産の活用事業、学生のインターンシップなどの面で、相互協力する連携事業がすすんでいます。今年10月、好古館で開かれた企画展「青野原収容所俘虜がみた日本 〜新発見の俘虜撮影写真から〜」はその成果の1つで、また今回の地域展もその成果発表の場となります。  
  地域展は、毎年、小野市内の特定地域を対象に選び、大学・行政・地域の人々が一体となり、それぞれの地域歴史文化の掘り起こしや、 地域遺産を通じたまちづくりをめざす、全国的にもたいへんめずらしい展示会となっています。
  今回の地域展は、昨年から4年間かけて、市内東北部の下東条地区の歴史文化について、地域づくり協議会、地元住民、好古館そして大学(人文学研究科地域連携センター)が共同調査を進めます。まず最初の2年間で下東条小学校区、つづく2年間で中番小学校区の歴史を掘り起こしていきます。これにもとづき今年の展示会は、下東条の街道や景観を描いた江戸時代の古地図や古写真などを中心としつつ、下東条小学校区の歴史や交通関係をめぐる文化財をわかりやすく展示紹介しています。
  11月12日の開会式にはたくさんの参列者のもと、下東条地区地域づくり協議会会長などの祝辞のほか、地域連携センターの担当教員や博物館実習生の学生などが挨拶をおこないました。
  地域展の会期は12月25日まで。開館時間は午前9時30分〜午後5時。 月曜休館 (祝祭日を除く)。 入館料は高校生以上300円。詳細は小野市立好古館のホームページをご覧ください。

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