小野市との連携事業

小野市立好古館特別展「大地に刻まれた歴史 ―来住地区の古代・中世―」

小野市立好古館の地域展が始まりました

 10月31日〜12月13日の会期で、小野市好古館 の地域展 (秋季特別展) 「大地に刻まれた歴史 ―来住地区の古代・中世―」が開催されました。
   神戸大学と小野市との間では、2005年1月、社会文化に関する包括協定が結ばれています。それ以来、生涯学習教育や文化遺産の活用事業、学生のインターンシップなどの面で、相互協力する連携事業がすすみ、今年度の地域展もその成果の一つです。
 地域展は毎年小野市内の特定地域を対象に選び、大学・行政・地域の人々が一体となり、それぞれの地域歴史文化の掘り起こしや、地域遺産を通じたまちづくりをめざす、全国的にもたいへん珍しい展示会となっています。2009年度は、市内西南部にある来住(きし)町の古代・中世の歴史がテーマになりました。会場内には、好古館の学芸員や本学の人文学研究科地域連携センターが協力し、来住地区の子どもたちが主役となって調べ上げた 「私たちが調べた来住地区の歴史」の展示コーナーも設けられています。
   10月31日のテープカット式には、蔭山茂小野市教育長や本センターの事業責任者の奥村弘教授(地域連携推進室長)のほか、子どもたちの代表も出席し、「子どもたちを主役とする地域展」にふさわしい開会式となりました。
   11月7日(日)には、本センター教員の古市晃准教授による講演会「古代の賀茂郡ときすみの」も開かれました。

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