小野市との連携事業

小野市立好古館特別展「来住地区の近世・近代から現在」

 2008年11月1日から12月14日まで、小野市立好古館で、地域展(秋季特別展)「来住地区の近世・近代から現在」が開かれました。
 神戸大学と小野市との間では、2005年1月、社会文化に関する包括協定が結ばれています。それ以来、生涯学習教育や文化遺産の活用事業、学生のインターシップなどの面で、相互協力する連携事業がすすみ、今年度の地域展もその成果の一つです。
 この地域展は、毎年小野市内の特定地域を対象に選び、大学・行政・地域の人々が一体となり、それぞれの地域歴史文化の掘り起こしや、地域遺産を通じたまちづくりをめざす、全国的にもたいへん珍しい展示会です。
 今年は、市内西南部にある来住(きし)町の江戸時代から現在の歴史がテーマになり、本センターの研究員や教員が研究調査に協力しました。また夏休み入ると、博物館の学芸員をめざす本学の実習生2名や、ボランティア学生3名が、来住地区の小学生や地域の方々と一緒になって「地域調べ学習」に参加いたしました。会場内には、このような活動成果である「私たちが調べた来住地区の歴史」の展示コーナーも設けられています。
 11月1日のテープカット式には、蓬莱務小野市長や堀尾尚志理事・副学長のほか、子どもたちの代表も出席し、まさに「子どもたちを主役とする地域展」にふさわしい開会式となりました。

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