当センターは、2010年2月にリニューアルオープンした旧玉置家住宅を中心に、三木市観光振興課と連携した事業を展開しています。旧玉置家住宅に保存されていた古文書の目録化および解読、書籍の整理、襖の下張り文書剥離作業を進めている市民グループの活動を支援しながら、定期的に初級古文書講座や歴史講演会を開催し、それらの研究成果を展示しています。
なかでも襖下張り文書剥離作業を、地域住民によるボランティアベースで進めている事例は全国的にも珍しく、新しい歴史文化を活かしたまちづくり活動として注目を集めています。
2011年度には、本学文学部の授業である古文書合宿を三木市でおこないました。合宿では、旧玉置家住宅での歴史文化を活かしたまちづくり活動について、地域の方々を交えた討論会も開催し、学生・大学院生の教育の場としても活用されています。
旧玉置家住宅 | |
古文書整理 | |
襖下張りはがし作業 |