歴史文化をめぐる地域連携協議会

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第13回 改めて地域歴史遺産を問い直す

プログラム 協議会の記録

 人文学研究科地域連携センターでは、過去2年間の地域連携協議会において、地域歴史遺産とは何なのか、あるいはその活用のために何が必要になるのか、などの点について議論を重ねてきました。議論半ばではありますが、それを通じてみえてきた点の一つは、歴史資料の分析によって得られた学術的成果や知識を、専門領域だけに閉じ込めることなく、地域社会の人々がもつ知的欲求や関心に結びつけ、両者間のコミュニケーションを豊かにする事の重要性です。
 歴史文化を活かしたまちづくりにおいては、単にお国自慢的に郷土を誇ることや、地域の歴史性を無視した奇抜な観光資源の「創出」など、学術的成果と乖離した過去の歴史の動員も見受けられます。この間、地域連携センターの各地の活動に際して、そのような現場に直面することもあります。
 これまでの地域連携センタースタッフの活動や取り組みによると、そうした方向性の食い違いを乗り越えていく糸口を提供するものは、それぞれの歴史遺産に蓄積されている多様で豊かな地域文化の広がりを住民の方々と共有し、その魅力を伝えていくことのように思われます。
 そこで、今年度の協議会のテーマは、「改めて地域歴史遺産を問い直す」とします。地域連携センタースタッフのこれまでの実践を踏まえた報告を用意し、地域歴史遺産というものが、どのような可能性をもち、それをめぐる人々の関係や、それを支える環境の構築がどうあるべきかなどについて、活発な議論をしたいと思います。
 第T部は、近年新たな成果をあげている諸団体の活動報告を通して、関係者同士の交流と相互議論を深める場とします。第U部は、とくにこの間の大学の取り組みから見えてきたことを報告し、その成果や課題について関係者から意見をいただき、今後の地域歴史遺産の保全・活用の意義やその可能性を考えたいと思います。
 本年度も協議会の間に時間をとり、各団体の方々が交流できるコーナーやポスターセッションの場を設けます。多くの方々に活動の成果物や書籍等をお持ちよりいただき、展示・交流していただければ幸いです。ご参加をお待ちします。

プログラム

11:00 主催者挨拶(理事/センター長)
11:10〜11:20 趣旨説明(奥村弘・神戸大学地域連携推進室室長)
第1部 活動報告・交流会
11:20〜11:40
 活動報告(1) 藤木 透氏(佐用町教育委員会)
  「文化庁歴史文化事業を通じて育ってきた人材(仮)」
11:40〜12:00
 活動報告(2) 大村 敬通氏(明石市文化財審議委員)
   「明石の地域文化財の掘り起こしとマップ作り(仮)」
12:00〜12:20
 活動報告(3) 神崎 茂樹氏(香寺歴史研究会/姫路市香寺町行重地区)
   「村の歴史を調べ大字誌を作ること(仮)」

12:20〜13:20
 昼食・交流会

第2部 報告とコメント「改めて地域歴史遺産を問い直す」
13:20〜13:50
 報告(1) 板垣 貴志氏(神戸大学)
  「地域歴史遺産としての区有文書の可能性(仮)」
  「関連コメント」 森 幸三氏(加西市教育委員会)
13:50〜14:15
 報告(2) 前田 結城氏(神戸大学)
  「史料を用いたまちづくりを住民に伝えることの難しさ(仮)」
14:15〜14:50
 報告(3) 井上 舞氏(神戸大学)
  「地域史料保全・活用のための協働(仮)」
  「前田・井上報告への関連コメント」 小椋 俊司氏(朝来市生野書院館長)
14:50〜15:20 休憩・交流会

第3部 全体討論
15:20〜15:30
 論点整理 坂江 渉氏(神戸大学)
15:30〜17:15 全体討論
17:30〜19:00 懇親会(会費制)

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協議会の記録

この協議会の内容については、神戸大学学術成果リポジトリKernel掲載の報告書をご覧ください。
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/81009336.pdf

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