第8回 震災から15年 ―地域歴史資料の現在−
- 2010年1月31日(日)11:00〜17:00
- 神戸大学瀧川記念学術交流会館2階大会議室
- 主催 神戸大学大学院人文学研究科、同地域連携センター、地域歴史資料学研究会(文部科学省科学研究費基盤研究(S)「大規模自然災害時の史料保全論を基礎とした地域歴史資料学の構築」研究代表者=奥村弘)
第8回の歴史文化をめぐる地域連携協議会を開きます。今回は、「震災から15年 -地域歴史資料の現在-」というテーマを掲げます。
大震災直後に救出された歴史資料や緊急発掘された埋蔵文化財はその後はどうなったのか、あるいは震災資料そのものの公開・活用状況はどうなったかなど、各分野における資料のその後の行方と現状について検証し、そこから見えてくる成果と課題について議論します。それを通じ、今後、歴史文化を活かしたまちづくりをめぐり、市民・自治体・大学がいかに連携・協力していけるかを検討したいと思います。
本年度も協議会の間に時間をとり、各団体の方々が交流できるよう成果物や書籍の展示・交流コーナーを設けます。多くの方々のご参加をお待ちします(入場無料)。
プログラム
11:00 主催者挨拶 11:10 趣旨説明 11:20〜12:30 第1部 報告(1) 11:20〜12:00 ・坂江渉・松下正和(神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター) 「阪神・淡路大震災と地域文献史料のその後」 報告(2) 12:00〜12:40 ・佐々木和子(神戸大学地域連携推進室) 「震災資料の15年」 12:40〜13:40 昼食 13:40〜15:00 第2部 報告(3) 13:40〜14:20 ・森岡秀人氏(芦屋市教育委員会) 「被災後の埋蔵文化財の復興調査の成果と課題」(仮題) コメント 14:20〜15:00 ・村上裕道氏(兵庫県教育委員会文化財室) ・大村敬通氏(小野市立好古館) 15:00〜15:30 交流会 15:00〜17:00 第3部 コメントと総合討論 コメント 15:30〜16:10 ・平川新氏(東北大学東北アジア研究センター) ・神戸大学大学院生 総合討論 16:10〜17:00 17:30〜19:00 懇親会 |
協議会の記録
この協議会の内容については、神戸大学学術成果リポジトリKernel掲載の報告書をご覧ください。