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当センターでは、地域歴史遺産を活用できる人材の養成事業の一環として、神戸大学文学部の授業において、歴史系博物館の学芸員をめざす学生の「博物館実習」の教育プログラムを提供しています。
具体的には、まず「博物館実習Ａ」において、古文書等の文献史料の取り扱い方や整理の仕方、あるいは古文書を取り巻く状況や課題等について学びます。また「博物館実習Ｂ（事前実習）」では、本実習に備え、当センターが連携する県内の資料館や博物館に受講生を引率して訪問し、具体的に資・史料を取り扱う場を見聞できる機会を提供しています。さらに本実習終了後の「博物館実習Ｃ（事後実習）」では、受講生が実際に古文書等に手を触れ、その整理・解読の仕方を実践的に学ぶセミナーを開催しています（夏休み中の合宿形式）。
これらを通じて受講生が将来、歴史系の博物館において、文献史料を中心とする地域歴史遺産を体系的に保全・活用する技術と能力を学び取れるよう努めています。