年報 Link【地域・大学・文化】

創刊号 第2号 第3号 第4号 第5号 第6号 第7号 第8号 第9号
第10号 第11号第12号第13号第14号 投稿規定

LINK【地域・大学・文化】 第14号
2022年12月発行
B5判 206ページ

【特集】地域歴史遺産をめぐる「つながり」―大学・住民・自治体連携の20年―

本誌の内容は神戸大学学術成果リポジトリKernelでご覧いただけます。

目次

【特集】地域歴史遺産をめぐる「つながり」
―大学・住民・自治体連携の20年―

特集にあたって / 編集委員会
歴史文化をめぐる地域連携協議会の成果と課題/大国正美
地域連携センターとの二〇年―香寺歴史研究会の活動を振り返って―/大槻守
人文学研究科地域連携センターの二〇年―現場担当者の視点から―/木村修二
第20回地域連携協議会へのコメント
  /市沢哲・佐々木和子・加藤明恵・松本充弘・室山京子

インタビューシリーズ 歴史研究の隣人たち
第3回 書肆つづら屋店主・原智子さん /司会 松本充弘
 インタビューにあたって/市沢哲
 インタビューを終えて/松本充弘

小特集 地域史研究団体の潮流
小特集にあたって/木村修二
丹波市における郷土史研究の潮流―近代〜現代―/足立義昭(丹波氷上)
多紀文化顕彰会の歩みを継承し、新たな活動にむけて/今井進(丹波篠山)
旧美嚢郡から三木市誕生後の郷土史研究の流れ/進藤輝司(三木市)
淡路地方史研究会の創立とその後の歩み/武田信一(淡路島)
明石における地域史研究と黒田義隆
―『明石市史 上巻』刊行への歩み―/宮本博(明石市)

フィールドリポート
丹波市での地域連携/徳原由紀子
“三方よし”の文化財調査の試み
―小野市文化財保存活用地域計画の作成を通して―  / 山本原也
漢文資料の解読方法について/南田潤

LINKを読む
「おもしろくてためになる」歴史新書とは?/小林准士

時評・書評・展示評
「−まだまだ謎だらけ−ここまでわかった富松城」展を見学して/山崎裕太
コロナ禍の中の博物館展示と活動―大阪歴史博物館の場合/村元健一

活動報告
朝来市連携事業での地域史料整理/井上舞
新三木市史地域編の発刊と現状・木村修二
人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(11)/木村修二


LINK【地域・大学・文化】 第13号
2021年12月発行
B5判 158ページ

【特集】歴史研究の隣人たち
インタビュー・シリーズ2  

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目次

【特集】歴史研究の隣人たち
  インタビュー・シリーズ2 

特集にあたって / 編集委員会
第1部 新書編集者 山崎比呂志さん
 インタビューヘのまえがき / 古市晃
 インタビュー
 インタビューに参加して / 小山啓子
第2部 一級建築士 やまだのりこさん
 生活知と専門知が交差するところ / 市沢哲
 インタビュー
 インタビューに参加記 / 井上舞
二つのインタビューに寄せて / 村井良介

論考
近世後期金銭貸借訴訟をめぐる旗本屋形池田家と領外商人 
ー播磨国神西郡森垣村龍野屋伊兵衛長英の活動を中心にー/ 室山京子

フィールドリポート
「猪名川町の古文書を楽しみ会」の活動について / 大下朋子
資料保全活動から生まれた博物館
ーとみおかアーカイブ・ミュージアム ー  / 門馬健

LINKを読む
地域歴史遺産と日本中世地域史 / 廣田浩治
小特集「襖・屏風下張り文書の保全と活用」を読んで / 内田俊秀

時評・書評・展示評
書評:『口吉川の歴史』(新一二木市史地域) / 本井優太郎
兵庫県立考古博物館夏季企画展「淡路島発掘」を観て / 桐島和大

活動報告
サンテレビ震災報道映像の公開/ 佐々木和子
オンラインを利用した古文書初級講座 / 河島裕子・横山朋子
人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(十) / 木村修二



LINK【地域・大学・文化】 第12号
2020年11月発行
B5判 164ページ

【特集】地域歴史遺産を未来につなぐために
ー阪神・淡路大震災と、地域の取り組みから考えるー  

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目次

【特集】地域歴史遺産を未来につなぐために
  ―阪神・淡路大震災と、地域の取り組みから考える―

特集にあたって / 編集委員会
阪神・淡路大震災を残すために / 佐々木和子
阪神・淡路大震災の記録と記憶の継承に向けて
― 大木本美通氏の記録写真を通して― / 吉川圭太
地域の記憶をつなぐために ー香美町無住化集落の場合ー / 石松崇
地域の歴史を伝える―中学校と連携して― / 大槻守
ミュージアムの社会貢献としての学校所在資料の発掘と活用 / 村野正景

史料紹介
明石市立文化博物館所蔵黒田家文書「戊辰年 出京心覚」 / 前田結城

【小特集】襖・屏風下張り文書の保全と活用
  ―住民参加型事例を中心にー

小特集にあたって / 松下正和
下張り文書研究 ー市民参加型事業の現状ー  / 尾立和則
真田宝物館における襖下張り文書整理活動について/山中さゆり・小山万里
襖の下張文書調査から知る郷土の歴史 ー佐用郡地域史研究会の活動を通してー / 竹本敬市
南九州における襖下張り文書剥がしワークショップでの市民参加について考える  / 山内利秋

フィールドリポート
最近の住吉歴史資料館の活動について / 内田雅夫
地域のお宝をどうすればよいか ー地元に残る古文書を題材として ー  / 河野克人
岡山史料ネットによる水損史料レスキュー・クリーニング作業の現状 / 東野将伸
地方博物館の設計と運営にこめた想い ー文化財保護の大切さをつたえるためにー  / 高崎章子

LINKを読む
「インタビューシリーズ 歴史研究の隣人たち 第一回」に寄せて / 能川泰治
「家じまい」と美術史 / 増記隆介

時評・書評・展示評
リニューアルされた神戸市立博物館 / 大国正美

活動報告
住吉呉田・吉田家『聆濤閣集古帖』の研究と報告会 / 加藤明恵
「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」における神戸大学拠点の取り組み / 吉川圭太
兵庫県文化遺産防災研修会 : ―2019年度開催分の概要と課題― / 井上舞
人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(九) / 木村修二
人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2019年度購入分) / 松本充弘




LINK【地域・大学・文化】 第11号
2019年12月発行
B5判 232ページ

【特集】地域歴史遺産の「活用」 を問い直す
  ―地域資料館の可能性―

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目次

【特集】地域歴史遺産の「活用」を問い直す―地域資料館の可能性―
特集にあたって / 編集委員会
歴史分野における公的セクターの、地域社会・市民社会へのコミットメント
  ー尼崎の事例からー / 辻川敦
週二日の史料館詣で―デジタル化作業の経験から―  武田壽夫
歴史を面白がり共感を生むために / 若狭健作
尼崎市立地域研究史料館と大学―地域を志向した教育・研究― / 大江篤
ミュージアムの社会貢献としての学校所在資料の発掘と活用 / 村野正景

【インタビューシリーズ】歴史研究の隣人たち
第一回 家じまいアドバイザー 屋宜明彦さん / 司会 市沢哲

【小特集】文書群の活用にむけて
小特集へのまえがき / 木村修二
神戸大学大学院人文学研究科古文書室架蔵御影村文書について / 室山京子
村の年代記と災害−「御影村年代記」の紹介をかねて / 木村修二
小野出身近衛兵から見た竹橋事件 ー鎮台入営から近衛兵除隊までー / 津熊友輔・出水清之助

フィールドリポート
五年目に入った「ひょうご歴史研究室」の歩み / 坂江渉
三木家住宅の保存・活用をめぐる取り組み / 長谷川幸子
利神城跡の史跡指定と歴史遺産の保存活用 / 藤木透

LINKを読む
「地域の歴史へのアプローチ」の多様性ー『LINK』第10号を読んで / 村田路人
〈地域史づくり〉に寄せて / 久野洋

時評・書評・展示評
古代・中世史学会の片隅で起こっている注目すべき出来事について―大山喬平・三枝暁子編『古代/中世の地域社会ー「ムラの戸籍簿」の可能性』(思文閣出版、2018年)に触れて― / 田村憲美
『ふるさと丹波の歴史を読む―小ばなし30話―』を読んで / 青木正文
シンポジウム参加記「学校資料の活用を考える―学校資料の価値と可能性―」 / 小澤みのり
「古写真からたどる深江」を見学して / 加藤明恵

活動報告
《新刊紹介》内田雅夫編『わたしたちの住吉』一般財団法人住吉学園住吉歴史資料館 / 加藤明恵
高等学校「地理歴史科」教員養成プロジェクト―概要・現状・課題― / 河島真
人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(八) / 木村修二
人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2018年度購入分) / 吉川圭太




LINK【地域・大学・文化】

第10号
2018年12月発行
B5判 184ページ

【特集】住民主体の〈地域史づくり〉
  ―平成大合併後の状況の中で―

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目次

住民主体の〈地域史づくり〉―平成大合併後の状況の中で―
特集にあたって / 編集委員会
和泉市史における合同調査と地域叙述編 ―歴史・文化財の活用とその担い手をめぐって― / 森下徹
地域史づくりの射程 ―原子力災害とダム建設・平成の市町村大合併― / 西村慎太郎
「棚原モデル」の展開と課題 / 前田結城
学ぶ市史から調べる市史へ―『たどる調べる尼崎の歴史』をめぐって― / 松岡弘之

史料紹介
明石市立文化博物館所蔵黒田家文書「明治二巳年仮日記」 / 前田結城

論考
粟野頼之祐と「北摂郷土史学運動」―もうひとつの戦後歴史学― / 藪田貫
「勝尾寺文書」と「類聚目録」―未翻刻文書の位置をめぐって― / 小野塚航一

フィールドリポート
災害発生時における市町村文化財担当者の対応を考える―「兵庫県文化遺産防災研修会」によせて― / 内田俊秀
地域史講座「歴楽」の取り組みと成果の一例としての「地域の青銅製品調査」 / 山内順子
兵庫県立歴史博物館特別展・兵庫県政150周年記念先行事業 「ひょうごと秀吉―近年の新紹介資料を交えて―」 / 前田徹
「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」の目指すもの / 天野真志
香寺歴史研究会の活動―『村の記憶』を書き継ぐ― / 大槻守

LINKを読む
『LINK』を読んだ―感想、論評、活動報告、独白― / 本井優太郎

時評・書評・展示評
神戸大学附属図書館「阪神・淡路大震災と地域の復興―23年目の神戸と、地域・コミュニティの課題―」 / 跡部史浩
『住吉の記憶』(阪神・淡路大震災資料集T〜V)を読んで / 三輪泰史
「平成29年度生野書院企画展 石川雀翁の世界」展を見て / 安田容子

活動報告
青野原俘虜収容所関連の活動について / 石井大輔
神戸大学近世地域史研究会について / 室山京子
園田学園女子大学との連携による旧『美方町史』編纂関係資料の調査 / 木村修二
《新刊紹介》奥村弘・村井良介・木村修二編 『地域づくりの基礎知識1地域歴史遺産と現代社会』  神戸大学出版会 2018年1月 / 木村修二
人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(七) / 木村修二
人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2017年度購入分) / 木村修二




LINK【地域・大学・文化】

第9号
2017年12月発行
B5判 144ページ

【特集】地域歴史文化をめぐる〈場〉―つながりを生み出す環境づくり―

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目次

地域歴史文化をめぐる〈場〉―つながりを生み出す環境づくり―
特集にあたって / 編集委員会
村が経糸、会が緯糸となって織り成す〈場〉としての栄村歴史文化館 / 石野律子
三木市における地域歴史文化の〈場〉―三木古文書研究会と市史編さん― /
 進藤輝司・川内淳史
石川家文書をとりまく〈場〉―朝来市生野町の取り組みから― / 井上舞
青野原をめぐる地域連携とハプスブルク史研究―15年目の総括― / 大津留厚

史料紹介
明石市立文化博物館所蔵黒田家文書「慶応四戊辰年日記」 / 前田結城

フィールドリポート
氷上古文書同好会の活動の経緯―結成から区有文書目録の完成まで― / 氷上古文書同好会
尼崎市制一〇〇周年記念『たどる調べる尼崎の歴史』の刊行―尼崎市の市史編集事業の総括として― / 辻川敦
富松城跡の保存と活用による地域づくりの取り組み / 善見壽男

LINKを読む
外国史は地域に貢献しうるか? / 大黒俊二
生きられる場としての地域社会 / 木原弘恵

時評・書評・展示評
『たどる調べる尼崎の歴史』を読む―自治体史編さんの視点から― / 大槻守
地域史を通じた「専門知の民主化」の結晶―『たどる調べる 尼崎の歴史』を読んで― / 佐藤大介
『石川道子著作集 近世西摂津の都市と農村』 / 八木滋
白水智著『古文書はいかに歴史を描くのか―フィールドワークがつなぐ過去と未来』 / 小野塚航一

報告
神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告
『阪神・淡路大震災資料集U 住吉の記憶「住吉西区」と阿弥陀寺』の刊行 / 水本有香
人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(六) / 木村修二
人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2016年度購入分) / 木村修二




LINK【地域・大学・文化】 第8号
2016年12月発行
B5判 162ページ

【特集】自然環境・生業の歴史から地域を考える
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目次

自然環境・生業の歴史から地域を考える
特集にあたって / 編集委員会
中世の環境と地域社会 / 水野章二
「湖辺」のムラの確立と創造―「非力の村」論からみる― / 橋本道範
シシ垣遺構の保存と活用 / 高橋春成
近世丹波における農作物の獣害と対策―史料紹介を兼ねて― / 木村修二

論考
十九世紀の大坂周辺地域における離檀問題と地域運営の転換―在郷町・平野郷町を事例に― / 松本充弘
在地代官家伝来史料より見る幕末期旗本平岩氏の家政について / 平岩泰典

フィールドリポート
福崎町辻川界隈ジオラマ模型製作―柳田國男が暮らした街並みの復元事業― / 槻橋修・佐野美幸・磯村和樹
世界史の断片として―「青野原俘虜収容所開設100周年事業」― / 萩原康仁
地域資料を如何に伝えていくか / 平田正和

LINKを読む
地域活性化と歴史・文化財―特集「“地域の再生”と歴史文化U」を読んで― / 森下徹
関係のつくりかたとその歴史から地域再生を考える / 清野未恵子

時評・書評・展示評
「播磨国風土記」特別陳列展 / 森田喜久男
神戸大学附属図書館「村上家文書の世界〜近世×神戸×農村〜」 / 河野未央
『過去を伝える、今を遺す―歴史資料、文化遺産、情報資源は誰のものか』 / 三村昌司

報告
神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告
 神戸市東灘区住吉地区における連携活動について / 木村修二
 《新刊紹介》石川道子追悼事業実行委員会・編『石川道子著作集 近世西摂津の都市と農村』(神戸新聞総合出版センター、2016年) / 木村修二
 科研費基盤研究S「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて―」の中間報告 / 吉川圭太
人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(五) / 木村修二
人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2015年度購入分) / 吉川圭太




LINK【地域・大学・文化】 第7号
2015年12月発行
B5判 162ページ

【特集】“地域の再生”と歴史文化U―自治体消滅論・地方創生と市民社会―
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目次

“地域の再生”と歴史文化U―自治体消滅論・地方創生と市民社会―
特集にあたって / 編集委員会
《報告》
地域の多元性とコミュニティ、市民社会―歴史研究の視点から― / 村井良介
「かつてないほどに哲学的な問いに直面する時代」のなかで / 市沢哲
《コメント》
岡田知弘/森元純一/今井邦彦
《座談会》
市沢哲/今井邦彦/岡田知弘/奥村弘/古市晃/村井良介/森元純一

論考
幕末明石藩の政治動向の基礎的考察 / 前田結城

史料紹介
明石市立文化博物館所蔵黒田家文書「慶応三卯年 日記」 / 前田結城

フィールドリポート
学校所蔵資料の調査と活用について―京都文化博物館の取り組み― / 村野正景
明石藩関連資料による「明石藩の世界」展―越前松平家・黒田家資料を中心に― / 釜須朱美
兵庫県立歴史博物館特別企画展「阪神・淡路大震災二十年 災害と歴史遺産―被災文化財等レスキュー活動の二十年―」 / 前田徹

LINKを読む
市民知と地理学の公共性 / 菊地真

時評・書評・展示評
兵庫歴博特展「災害と歴史遺産」をめぐって―災害時レスキューと歴史資料保存、および個人史資料― / 藤本清二郎
災害と歴史系博物館の展示をめぐって / 前田正明
地域史惣寄合参加記 / 守口喜美佳

報告
神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告
 『阪神・淡路大震災資料集1 住吉の記憶「住中と水」』の刊行 / 佐々木和子
 「記憶から歴史へ―阪神・淡路大震災を知らない世代の取り組み―」の展示の概要及び展示作成に関わっての感想 / 津熊友輔
 被災地図書館との震災資料の収集・公開に係る情報交換会 / 水本有香
人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(四) / 木村修二
人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2014年度購入分) / 吉川圭太




LINK【地域・大学・文化】 第6号
2014年12月発行
B5判 154ページ

【特集】専門知と市民知―現場から問う―
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目次

【特集】専門知と市民知―現場から問う―
[趣旨説明]学問が展開する場について考える / 市沢哲
現代考古学とコミュニケーション―日本版パブリック・アーケオロジーの模索― / 岡村勝行
地域に伝えられる災害伝承をいかに受け止めるのか―“津波てんでんこ”をめぐって― / 遠州尋美
科学コミュニケーションの現状と課題―実践者の立場から― / 伊藤真之

論考
神戸大学附属図書館所蔵「古文書」の来歴と太田陸郎 / 山本康司

史料紹介
明石市立文化博物館所蔵 黒田半平家文書「慶応元乙丑年日記」(下) / 前田結城

フィールドリポート
三木市の中心市街地における歴史文化資源活用イベント「ミキシル」について / 川北健雄
「小学生だから読める古文書講座」事業の実践―新しい博物館教育論と資料論の構築を目指して― / 高橋修
篠山市立中央図書館地域資料の整理に向けて―地域資料整理サポーター結成と活動― / 井上勝盛

LINKを読む
史学史のインタビューを読む / 上川通夫
「地域・大学・文化」 / 佐藤昇

時評・書評・展示評
奥村弘編『歴史文化を大災害から守る―地域歴史資料学の構築―』 / 胡光
大津留厚著『捕虜が働くとき―第一次世界大戦・総力戦の狭間で―』 / 増田好純

報告
神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告
 [速報]新出の「九鬼家文書」の紹介 / 村井良介
 科研費基盤研究(S)の成果報告 / 奥村弘
人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(三)
人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2013年度購入分)

石川道子氏のご逝去を悼んで



LINK【地域・大学・文化】 第5号
2013年11月発行
B5判 174ページ

【特集】地域の歴史性・重層性と市民主体のまちづくり―新たな共同性を求めて―
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目次

【特集1】地域の歴史性・重層性と市民主体のまちづくり―新たな共同性を求めて―
特集にあたって / 坂江渉・板垣貴志
「もやい直し」と「あるもの探し」―災害復興を支える共同性― / 遠州尋美
「大字誌」の限界と地域史編纂―中近世の本庄地域の「主体」をめぐって― / 大国正美

【特集2】工藤敬一氏インタビュー 歴史学は地域とどう向き合うか
このインタビューについて / 市沢哲
工藤敬一氏インタビュー
工藤敬一氏の中世史学と九州・地域 / 廣田浩治
工藤敬一氏の研究と地域 / 村井良介

論考
姫路藩における版籍奉還への政治過程―〈本領安堵・家名存続〉論の延長としての版籍奉還建白― / 前田結城
『播磨国風土記新考』の著述とその助力者について―井上通泰研究・序説― / 井上舞

史料紹介
明石市立文化博物館所蔵 黒田半平家文書「慶応元乙丑年日記」(上) / 前田結城

フィールドリポート
阪神・淡路大震災時の淡路における史・資料救出活動 / 海部伸雄
地域の歴史文化遺産を継承するために―香美町「ふるさとガイド」の取組― / 石松崇

LINKを読む
地域資料としての「被災資料」そして学校資料 / 大平聡
地域の災害を記録すること・伝えること・認識すること―アスベスト問題との関わりから考える― / 松田毅

時評・書評・展示評
松平家・黒田家旧蔵資料受贈記念速報展「明石藩の世界」 / 河野未央
奥村弘著『大震災と歴史資料保存』 / 西村慎太郎

報告
神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告
 人文学研究科地域連携センターを中心とした特別研究プロジェクト / 坂江渉
 神戸市文書館企画展「戦時下に起こった阪神大水害」 / 吉原大志
 郷土史の裾野を広げるために―朝来市との連携事業をふりかえって― / 添田仁
人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(二)
人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2012-13年度購入分)



LINK【地域・大学・文化】 第4号
2012年8月発行
B5判 134ページ

【特集】地域歴史文化の形成と災害資料―認識すること・記録すること・伝えることの意味を考える―
本誌の内容は神戸大学学術成果リポジトリKernelでご覧いただけます。

目次

【特集】地域歴史文化の形成と災害資料―認識すること・記録すること・伝えることの意味を考える―
特集にあたって / 編集委員会
地域史料としての災害資料―第10回歴史文化をめぐる地域連携協議会の成果― / 板垣貴志
地域と災害の長期的相互規定関係を展示する―産業の被災・復旧と人口の移動をめぐって― / 兒玉州平
地域歴史文化の形成拠点としての図書館―震災資料を伝える― / 宮本博
手記集を介したコミュニティ―市民の震災活動記録と、神戸と東北の繋がりについて― / 高森順子
博物館と災害資料―伊丹市立博物館の取り組み― / 小長谷正治
かなしみ―もしくは人生を綴るということ / 上村武男

論考
掛屋の情報蒐集―生野銀山・藤本市兵衛義方の日記から― / 添田仁

フィールドリポート
旧玉置家住宅を活かした取り組み / 辻田政顕
住吉歴史資料館の事業について / 内田雅夫
篠山に学びの場を再興する―神戸大学篠山フィールドステーションの取組― / 布施未恵子

LINKを読む
定住外国人にとって「地域」とはなにか / 樋口大祐
「歴史学は地域とどう向き合うか」について / 井上舞

時評・書評・展示評
近代神戸の風景―レファート写真コレクション / 木村修二
web版『図説 尼崎の歴史』 / 伊藤俊一
書評『丹波の歴史文化を探る』/『古文書から分かった江戸時代の村のすがた』 / 藪田貫
坂江渉編著『神戸・阪神間の古代史』 / 渡辺伸行
香寺町史『村の歴史』通史編―地域住民と研究者との協働の視点から― / 印藤昭一
大津留厚・奥村弘・長野順子著『捕虜として姫路・青野原を生きる 1914-1919 箱庭の国際社会』 / 黒河潤二

報告
神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告
人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(一)
人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2011-12年度購入分)



LINK【地域・大学・文化】 第3号
2011年8月発行
B5判 138ページ

【特集】対談 吉田晶+大山喬平 歴史学は地域とどう向き合うか
本誌の内容は神戸大学学術成果リポジトリKernelでご覧いただけます。

目次

【特集】対談 吉田晶+大山喬平 歴史学は地域とどう向き合うか
特集にあたって / 編集委員会
吉田晶氏と戦後民主主義・戦後歴史学 / 古市晃
大山喬平氏の研究と地域 / 村井良介
対談 吉田晶+大山喬平 歴史学は地域とどう向き合うか
対談を終えて / 吉田晶
対談を終えて / 大山喬平
編集委員会より / 奥村弘

史料紹介
神戸大学附属図書館所蔵近世初期篠原村・若林家関係文書 / 木村修二

フィールドリポート
小野市立好古館の新たな取り組み / 大村敬通
文化財を支える人材育成―神戸市埋蔵文化財センターのボランティア育成から― / 渡辺伸行
伊丹酒造組合との連携事業 史料による江戸時代の酒の復刻 / 石川道子
第二回地域史惣寄合について / 深見貴成・古市晃

LINKを読む
LINKを読む / 平井晶子
歴史文化の可能性と課題―『LINK』2号特集「“地域の再生”と歴史文化」を読む / 三村昌司

時評・書評・展示評
北野村古文書さとがえり展について / 大国正美
百耕資料館の常設展を観て / 山崎善弘
和泉市史編さん委員会編『松尾谷の歴史と松尾寺』 / 岩城卓二
板垣貴志・川内淳史編『阪神・淡路大震災像の形成と受容 震災資料の可能性』 / 高野宏康
水内俊雄・加藤政洋・大城直樹著『モダン都市の系譜』 / 吉原大志

報告
神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告
人文学研究科古文書室収蔵文書一覧

地主喬先生のご逝去を悼む / 大槻守



LINK【地域・大学・文化】 第2号
2010年8月発行
B5判 172ページ

【特集】“地域の再生”と歴史文化
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目次

【特集】“地域の再生”と歴史文化
特集にあたって / 編集委員会
ポスト構造改革期における地域づくりと歴史の再把握 / 岡田知弘
全村博物館構想と地域再生 長野県阿智村 / 岡庭一雄
ムラの調査と景観保全―大分県豊後高田市田染小崎地区について― / 櫻井成昭
市町合併と町史編纂―香寺町史の場合― / 大槻守
富松城跡の保存運動と地域づくりの取り組み / 善見壽男
《書評》塩崎賢明著『住宅復興とコミュニティ』 / 水本有香

【小特集】風水害から歴史資料を救う―2009年台風9号被害をめぐって―
特集にあたって / 松下正和
2009年台風9号水害と史料救済―佐用町での動き― / 藤木透
宍粟市における豪雨災害と歴史資料の保全 / 田路正幸
2009年台風9号関連豪雨災害と兵庫県立歴史博物館 / 前田徹
台風9号豪雨災害の支援活動に参加して / 吉益美奈子
史料レスキュー参加記 / 中岡宏美
《展示評》ミニ展示 水損した歴史遺産を救う―2009年台風9号豪雨被災古文書を中心に― / 古市晃

論考
地域史と「地域の再生」をめぐる理論的課題 / 村井良介
阪神・淡路大震災と救済した歴史資料のその後―地域連携と活用・研究の深まり― / 坂江渉
山口県山口市出土の古代石文―いわゆる秦益人刻書石について― / 古市晃

フィールドリポート
三木家住宅の保存修理事業と地域の歴史遺産掘り起こし / 村上由希子
地域の歴史文化を活かしたまちづくり / 上田脩

時評・書評・展示評
小野市立好古館「地域展」について / 坂江渉
青野原俘虜収容所展 in Tokyo / 大津留厚
「青野原俘虜収容所展 in Tokyo」と神戸大学東京オフィス / 植村達男
松下正和・河野未央編『水損史料を救う―風水害からの歴史資料保全』によせて / 大橋幸泰
「よそ者」の効用―「参加型開発」論に学ぶ「自立」と「当事者性」― / 市沢哲

報告
御影高と連携した「地歴科教育論D」の開講
科学研究費補助金基盤研究(S)



LINK【地域・大学・文化】 創刊号
2009年8月発行
B5判 158ページ

【創刊特集】大学は地域の歴史文化にどうかかわるのか
本誌の内容は神戸大学学術成果リポジトリKernelでご覧いただけます。

目次

【創刊特集】大学は地域の歴史文化にどうかかわるのか
大学と地域連携―関西大学なにわ・大阪文化遺産センターの取組みを通して― / 藪田貫
佐賀大学地域学歴史文化研究センターの活動と地域 / 伊藤昭弘
教員養成GPのその後―高大連携に基づく「地歴科教育論」の開講― / 藤田裕嗣
尼崎市立地域研究史料館にとっての地域連携 / 辻川敦
地域歴史文化における大学の役割―神戸大学と小野市の連携を中心に― / 奥村弘

論考
近世における大規模河川井堰の構造と変容―但馬国出石郡口矢根村・出石川大井堰をめぐって― / 木村修二
神戸市北区山田町藍那地区における昭和三〇年代の生業記録―稲作を中心に― / 森田竜雄

フィールドリポート
いひほ学研究会―地域の歴史文化遺産を活かした未来への助走― / 岸本道昭
「羽束の回廊歴史フォーラム」の活動と大学の地域連携活動についての私見 / 印藤昭一
民と民をつなぐ震災資料―人と防災未来センター所蔵資料の事例から― / 高野尚子

時評・書評
「LINK」に寄せて / 市沢哲
坂江渉編著『風土記からみる古代の播磨』 / 森岡秀人

報告
人文学研究科地域連携センター活動紹介

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