創刊号 第2号 第3号 第4号 第5号 第6号 第7号 第8号 第9号
第10号 第11号第12号第13号第14号
投稿規定
第15号 2023年12月発行 B5判 142ページ 【特集】自治体史編さんの現在 ー参加と活用の新しい取り組みー 本誌の内容は神戸大学学術成果リポジトリKernelでご覧いただけます。 | |
目次 【特集】自治体史編さんの現在 ―参加と活用の新しい取り組み― 特集にあたって / 編集委員会 どのように地域の歴史と向き合うのか―体験的自治体史編さん論/奥村弘 丹波篠山市史編さん事業の現状と課題/成田雅俊 三木市史の地域編とニュータウンの自治体史の意義と課題について/廣井愛邦 自治体史収集資料の保存・公開・活用―茨木市立文化財資料館 郷土史料室の事例―/高橋伸拓 市史を読む会の課題―尼崎市での経験から―/中村光夫 市史を読む会の課題―尼崎市での経験から― 自治体史の「活用」の具体的手法を考える―『たどる調べる尼崎の歴史』を素材として―/河野未央 インタビューシリーズ 歴史研究の隣人たち 第4回 ジャーナリスト 中村俊介さん /司会 古市晃 インタビューにあたって/古市晃 特別寄稿 日本における「遺産」と歴史学の関係についての考察/ションコイ・ガーボル(訳・解題/市原晋平) フィールドリポート 「鳴門の渦潮」調査研究プロジェクトの活動からその社会的意義を問う/磯本宏紀 朝来市内の地域歴史遺産保存活動の広がりについて/田畑基 LINKを読む 古書店という「歴史研究の隣人たち」考―書肆つづらや店主のインタビューを読んで―/西村慎太郎 時評・書評・展示評 展示評 国立歴史民俗博物館企画展示「いにしえが、好きっ!」/須藤宏 自治体史編纂と震災資料―『岩沼市史 特別編V震災』における震災叙述―/天野真志 活動報告 附属図書館所蔵若林泰氏収集文書における画像と目録リストとの照合作業/下箱石響 伊方原発設置反対運動資料の保存・整理をめぐる現状と課題/吉川圭太 地域住民と協働した福崎町中島区有文書の保全活用事業について/井上舞 人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(12)/木村修二 |
第14号 2022年12月発行 B5判 206ページ 【特集】地域歴史遺産をめぐる「つながり」―大学・住民・自治体連携の20年― 本誌の内容は神戸大学学術成果リポジトリKernelでご覧いただけます。 | |
目次 【特集】地域歴史遺産をめぐる「つながり」 ―大学・住民・自治体連携の20年― 特集にあたって / 編集委員会 歴史文化をめぐる地域連携協議会の成果と課題/大国正美 地域連携センターとの二〇年―香寺歴史研究会の活動を振り返って―/大槻守 人文学研究科地域連携センターの二〇年―現場担当者の視点から―/木村修二 第20回地域連携協議会へのコメント /市沢哲・佐々木和子・加藤明恵・松本充弘・室山京子 インタビューシリーズ 歴史研究の隣人たち 第3回 書肆つづら屋店主・原智子さん /司会 松本充弘 インタビューにあたって/市沢哲 インタビューを終えて/松本充弘 小特集 地域史研究団体の潮流 小特集にあたって/木村修二 丹波市における郷土史研究の潮流―近代〜現代―/足立義昭(丹波氷上) 多紀文化顕彰会の歩みを継承し、新たな活動にむけて/今井進(丹波篠山) 旧美嚢郡から三木市誕生後の郷土史研究の流れ/進藤輝司(三木市) 淡路地方史研究会の創立とその後の歩み/武田信一(淡路島) 明石における地域史研究と黒田義隆 ―『明石市史 上巻』刊行への歩み―/宮本博(明石市) フィールドリポート 丹波市での地域連携/徳原由紀子 “三方よし”の文化財調査の試み ―小野市文化財保存活用地域計画の作成を通して― / 山本原也 漢文資料の解読方法について/南田潤 LINKを読む 「おもしろくてためになる」歴史新書とは?/小林准士 時評・書評・展示評 「−まだまだ謎だらけ−ここまでわかった富松城」展を見学して/山崎裕太 コロナ禍の中の博物館展示と活動―大阪歴史博物館の場合/村元健一 活動報告 朝来市連携事業での地域史料整理/井上舞 新三木市史地域編の発刊と現状・木村修二 人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(11)/木村修二 |
第13号 2021年12月発行 B5判 158ページ 【特集】歴史研究の隣人たち 本誌の内容は神戸大学学術成果リポジトリKernelでご覧いただけます。 | |
目次 【特集】歴史研究の隣人たち インタビュー・シリーズ2 特集にあたって / 編集委員会 第1部 新書編集者 山崎比呂志さん インタビューヘのまえがき / 古市晃 インタビュー インタビューに参加して / 小山啓子 第2部 一級建築士 やまだのりこさん 生活知と専門知が交差するところ / 市沢哲 インタビュー インタビューに参加記 / 井上舞 二つのインタビューに寄せて / 村井良介 論考 近世後期金銭貸借訴訟をめぐる旗本屋形池田家と領外商人 ー播磨国神西郡森垣村龍野屋伊兵衛長英の活動を中心にー/ 室山京子 フィールドリポート 「猪名川町の古文書を楽しみ会」の活動について / 大下朋子 資料保全活動から生まれた博物館 ーとみおかアーカイブ・ミュージアム ー / 門馬健 LINKを読む 地域歴史遺産と日本中世地域史 / 廣田浩治 小特集「襖・屏風下張り文書の保全と活用」を読んで / 内田俊秀 時評・書評・展示評 書評:『口吉川の歴史』(新一二木市史地域) / 本井優太郎 兵庫県立考古博物館夏季企画展「淡路島発掘」を観て / 桐島和大 活動報告 サンテレビ震災報道映像の公開/ 佐々木和子 オンラインを利用した古文書初級講座 / 河島裕子・横山朋子 人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(十) / 木村修二 |
第12号 2020年11月発行 B5判 164ページ 【特集】地域歴史遺産を未来につなぐために 本誌の内容は神戸大学学術成果リポジトリKernelでご覧いただけます。 | |
目次 【特集】地域歴史遺産を未来につなぐために ―阪神・淡路大震災と、地域の取り組みから考える― 特集にあたって / 編集委員会 阪神・淡路大震災を残すために / 佐々木和子 阪神・淡路大震災の記録と記憶の継承に向けて ― 大木本美通氏の記録写真を通して― / 吉川圭太 地域の記憶をつなぐために ー香美町無住化集落の場合ー / 石松崇 地域の歴史を伝える―中学校と連携して― / 大槻守 ミュージアムの社会貢献としての学校所在資料の発掘と活用 / 村野正景 史料紹介 明石市立文化博物館所蔵黒田家文書「戊辰年 出京心覚」 / 前田結城 【小特集】襖・屏風下張り文書の保全と活用 ―住民参加型事例を中心にー 小特集にあたって / 松下正和 下張り文書研究 ー市民参加型事業の現状ー / 尾立和則 真田宝物館における襖下張り文書整理活動について/山中さゆり・小山万里 襖の下張文書調査から知る郷土の歴史 ー佐用郡地域史研究会の活動を通してー / 竹本敬市 南九州における襖下張り文書剥がしワークショップでの市民参加について考える / 山内利秋 フィールドリポート 最近の住吉歴史資料館の活動について / 内田雅夫 地域のお宝をどうすればよいか ー地元に残る古文書を題材として ー / 河野克人 岡山史料ネットによる水損史料レスキュー・クリーニング作業の現状 / 東野将伸 地方博物館の設計と運営にこめた想い ー文化財保護の大切さをつたえるためにー / 高崎章子 LINKを読む 「インタビューシリーズ 歴史研究の隣人たち 第一回」に寄せて / 能川泰治 「家じまい」と美術史 / 増記隆介 時評・書評・展示評 リニューアルされた神戸市立博物館 / 大国正美 活動報告 住吉呉田・吉田家『聆濤閣集古帖』の研究と報告会 / 加藤明恵 「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」における神戸大学拠点の取り組み / 吉川圭太 兵庫県文化遺産防災研修会 : ―2019年度開催分の概要と課題― / 井上舞 人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(九) / 木村修二 人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2019年度購入分) / 松本充弘 |
第11号 2019年12月発行 B5判 232ページ 【特集】地域歴史遺産の「活用」 を問い直す 本誌の内容は神戸大学学術成果リポジトリKernelでご覧いただけます。 | |
目次 【特集】地域歴史遺産の「活用」を問い直す―地域資料館の可能性― 特集にあたって / 編集委員会 歴史分野における公的セクターの、地域社会・市民社会へのコミットメント ー尼崎の事例からー / 辻川敦 週二日の史料館詣で―デジタル化作業の経験から― 武田壽夫 歴史を面白がり共感を生むために / 若狭健作 尼崎市立地域研究史料館と大学―地域を志向した教育・研究― / 大江篤 ミュージアムの社会貢献としての学校所在資料の発掘と活用 / 村野正景 【インタビューシリーズ】歴史研究の隣人たち 第一回 家じまいアドバイザー 屋宜明彦さん / 司会 市沢哲 【小特集】文書群の活用にむけて 小特集へのまえがき / 木村修二 神戸大学大学院人文学研究科古文書室架蔵御影村文書について / 室山京子 村の年代記と災害−「御影村年代記」の紹介をかねて / 木村修二 小野出身近衛兵から見た竹橋事件 ー鎮台入営から近衛兵除隊までー / 津熊友輔・出水清之助 フィールドリポート 五年目に入った「ひょうご歴史研究室」の歩み / 坂江渉 三木家住宅の保存・活用をめぐる取り組み / 長谷川幸子 利神城跡の史跡指定と歴史遺産の保存活用 / 藤木透 LINKを読む 「地域の歴史へのアプローチ」の多様性ー『LINK』第10号を読んで / 村田路人 〈地域史づくり〉に寄せて / 久野洋 時評・書評・展示評 古代・中世史学会の片隅で起こっている注目すべき出来事について―大山喬平・三枝暁子編『古代/中世の地域社会ー「ムラの戸籍簿」の可能性』(思文閣出版、2018年)に触れて― / 田村憲美 『ふるさと丹波の歴史を読む―小ばなし30話―』を読んで / 青木正文 シンポジウム参加記「学校資料の活用を考える―学校資料の価値と可能性―」 / 小澤みのり 「古写真からたどる深江」を見学して / 加藤明恵 活動報告 《新刊紹介》内田雅夫編『わたしたちの住吉』一般財団法人住吉学園住吉歴史資料館 / 加藤明恵 高等学校「地理歴史科」教員養成プロジェクト―概要・現状・課題― / 河島真 人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(八) / 木村修二 人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2018年度購入分) / 吉川圭太 |
第10号 【特集】住民主体の〈地域史づくり〉 本誌の内容は神戸大学学術成果リポジトリKernelでご覧いただけます。 | |
目次 住民主体の〈地域史づくり〉―平成大合併後の状況の中で― 特集にあたって / 編集委員会 和泉市史における合同調査と地域叙述編 ―歴史・文化財の活用とその担い手をめぐって― / 森下徹 地域史づくりの射程 ―原子力災害とダム建設・平成の市町村大合併― / 西村慎太郎 「棚原モデル」の展開と課題 / 前田結城 学ぶ市史から調べる市史へ―『たどる調べる尼崎の歴史』をめぐって― / 松岡弘之 史料紹介 明石市立文化博物館所蔵黒田家文書「明治二巳年仮日記」 / 前田結城 論考 粟野頼之祐と「北摂郷土史学運動」―もうひとつの戦後歴史学― / 藪田貫 「勝尾寺文書」と「類聚目録」―未翻刻文書の位置をめぐって― / 小野塚航一 フィールドリポート 災害発生時における市町村文化財担当者の対応を考える―「兵庫県文化遺産防災研修会」によせて― / 内田俊秀 地域史講座「歴楽」の取り組みと成果の一例としての「地域の青銅製品調査」 / 山内順子 兵庫県立歴史博物館特別展・兵庫県政150周年記念先行事業 「ひょうごと秀吉―近年の新紹介資料を交えて―」 / 前田徹 「歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業」の目指すもの / 天野真志 香寺歴史研究会の活動―『村の記憶』を書き継ぐ― / 大槻守 LINKを読む 『LINK』を読んだ―感想、論評、活動報告、独白― / 本井優太郎 時評・書評・展示評 神戸大学附属図書館「阪神・淡路大震災と地域の復興―23年目の神戸と、地域・コミュニティの課題―」 / 跡部史浩 『住吉の記憶』(阪神・淡路大震災資料集T〜V)を読んで / 三輪泰史 「平成29年度生野書院企画展 石川雀翁の世界」展を見て / 安田容子 活動報告 青野原俘虜収容所関連の活動について / 石井大輔 神戸大学近世地域史研究会について / 室山京子 園田学園女子大学との連携による旧『美方町史』編纂関係資料の調査 / 木村修二 《新刊紹介》奥村弘・村井良介・木村修二編 『地域づくりの基礎知識1地域歴史遺産と現代社会』 神戸大学出版会 2018年1月 / 木村修二 人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(七) / 木村修二 人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2017年度購入分) / 木村修二 |
第9号 【特集】地域歴史文化をめぐる〈場〉―つながりを生み出す環境づくり― 本誌の内容は神戸大学学術成果リポジトリKernelでご覧いただけます。 | |
目次 地域歴史文化をめぐる〈場〉―つながりを生み出す環境づくり― 特集にあたって / 編集委員会 村が経糸、会が緯糸となって織り成す〈場〉としての栄村歴史文化館 / 石野律子 三木市における地域歴史文化の〈場〉―三木古文書研究会と市史編さん― / 進藤輝司・川内淳史 石川家文書をとりまく〈場〉―朝来市生野町の取り組みから― / 井上舞 青野原をめぐる地域連携とハプスブルク史研究―15年目の総括― / 大津留厚 史料紹介 明石市立文化博物館所蔵黒田家文書「慶応四戊辰年日記」 / 前田結城 フィールドリポート 氷上古文書同好会の活動の経緯―結成から区有文書目録の完成まで― / 氷上古文書同好会 尼崎市制一〇〇周年記念『たどる調べる尼崎の歴史』の刊行―尼崎市の市史編集事業の総括として― / 辻川敦 富松城跡の保存と活用による地域づくりの取り組み / 善見壽男 LINKを読む 外国史は地域に貢献しうるか? / 大黒俊二 生きられる場としての地域社会 / 木原弘恵 時評・書評・展示評 『たどる調べる尼崎の歴史』を読む―自治体史編さんの視点から― / 大槻守 地域史を通じた「専門知の民主化」の結晶―『たどる調べる 尼崎の歴史』を読んで― / 佐藤大介 『石川道子著作集 近世西摂津の都市と農村』 / 八木滋 白水智著『古文書はいかに歴史を描くのか―フィールドワークがつなぐ過去と未来』 / 小野塚航一 報告 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告 『阪神・淡路大震災資料集U 住吉の記憶「住吉西区」と阿弥陀寺』の刊行 / 水本有香 人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(六) / 木村修二 人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2016年度購入分) / 木村修二 |
第8号 2016年12月発行 B5判 162ページ 【特集】自然環境・生業の歴史から地域を考える | |
目次 自然環境・生業の歴史から地域を考える 特集にあたって / 編集委員会 中世の環境と地域社会 / 水野章二 「湖辺」のムラの確立と創造―「非力の村」論からみる― / 橋本道範 シシ垣遺構の保存と活用 / 高橋春成 近世丹波における農作物の獣害と対策―史料紹介を兼ねて― / 木村修二 論考 十九世紀の大坂周辺地域における離檀問題と地域運営の転換―在郷町・平野郷町を事例に― / 松本充弘 在地代官家伝来史料より見る幕末期旗本平岩氏の家政について / 平岩泰典 フィールドリポート 福崎町辻川界隈ジオラマ模型製作―柳田國男が暮らした街並みの復元事業― / 槻橋修・佐野美幸・磯村和樹 世界史の断片として―「青野原俘虜収容所開設100周年事業」― / 萩原康仁 地域資料を如何に伝えていくか / 平田正和 LINKを読む 地域活性化と歴史・文化財―特集「“地域の再生”と歴史文化U」を読んで― / 森下徹 関係のつくりかたとその歴史から地域再生を考える / 清野未恵子 時評・書評・展示評 「播磨国風土記」特別陳列展 / 森田喜久男 神戸大学附属図書館「村上家文書の世界〜近世×神戸×農村〜」 / 河野未央 『過去を伝える、今を遺す―歴史資料、文化遺産、情報資源は誰のものか』 / 三村昌司 報告 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告 神戸市東灘区住吉地区における連携活動について / 木村修二 《新刊紹介》石川道子追悼事業実行委員会・編『石川道子著作集 近世西摂津の都市と農村』(神戸新聞総合出版センター、2016年) / 木村修二 科研費基盤研究S「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて―」の中間報告 / 吉川圭太 人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(五) / 木村修二 人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2015年度購入分) / 吉川圭太 |
第7号 2015年12月発行 B5判 162ページ 【特集】“地域の再生”と歴史文化U―自治体消滅論・地方創生と市民社会― | |
目次 “地域の再生”と歴史文化U―自治体消滅論・地方創生と市民社会― 特集にあたって / 編集委員会 《報告》 地域の多元性とコミュニティ、市民社会―歴史研究の視点から― / 村井良介 「かつてないほどに哲学的な問いに直面する時代」のなかで / 市沢哲 《コメント》 岡田知弘/森元純一/今井邦彦 《座談会》 市沢哲/今井邦彦/岡田知弘/奥村弘/古市晃/村井良介/森元純一 論考 幕末明石藩の政治動向の基礎的考察 / 前田結城 史料紹介 明石市立文化博物館所蔵黒田家文書「慶応三卯年 日記」 / 前田結城 フィールドリポート 学校所蔵資料の調査と活用について―京都文化博物館の取り組み― / 村野正景 明石藩関連資料による「明石藩の世界」展―越前松平家・黒田家資料を中心に― / 釜須朱美 兵庫県立歴史博物館特別企画展「阪神・淡路大震災二十年 災害と歴史遺産―被災文化財等レスキュー活動の二十年―」 / 前田徹 LINKを読む 市民知と地理学の公共性 / 菊地真 時評・書評・展示評 兵庫歴博特展「災害と歴史遺産」をめぐって―災害時レスキューと歴史資料保存、および個人史資料― / 藤本清二郎 災害と歴史系博物館の展示をめぐって / 前田正明 地域史惣寄合参加記 / 守口喜美佳 報告 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告 『阪神・淡路大震災資料集1 住吉の記憶「住中と水」』の刊行 / 佐々木和子 「記憶から歴史へ―阪神・淡路大震災を知らない世代の取り組み―」の展示の概要及び展示作成に関わっての感想 / 津熊友輔 被災地図書館との震災資料の収集・公開に係る情報交換会 / 水本有香 人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(四) / 木村修二 人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2014年度購入分) / 吉川圭太 |
第6号 2014年12月発行 B5判 154ページ 【特集】専門知と市民知―現場から問う― | |
目次 【特集】専門知と市民知―現場から問う― [趣旨説明]学問が展開する場について考える / 市沢哲 現代考古学とコミュニケーション―日本版パブリック・アーケオロジーの模索― / 岡村勝行 地域に伝えられる災害伝承をいかに受け止めるのか―“津波てんでんこ”をめぐって― / 遠州尋美 科学コミュニケーションの現状と課題―実践者の立場から― / 伊藤真之 論考 神戸大学附属図書館所蔵「古文書」の来歴と太田陸郎 / 山本康司 史料紹介 明石市立文化博物館所蔵 黒田半平家文書「慶応元乙丑年日記」(下) / 前田結城 フィールドリポート 三木市の中心市街地における歴史文化資源活用イベント「ミキシル」について / 川北健雄 「小学生だから読める古文書講座」事業の実践―新しい博物館教育論と資料論の構築を目指して― / 高橋修 篠山市立中央図書館地域資料の整理に向けて―地域資料整理サポーター結成と活動― / 井上勝盛 LINKを読む 史学史のインタビューを読む / 上川通夫 「地域・大学・文化」 / 佐藤昇 時評・書評・展示評 奥村弘編『歴史文化を大災害から守る―地域歴史資料学の構築―』 / 胡光 大津留厚著『捕虜が働くとき―第一次世界大戦・総力戦の狭間で―』 / 増田好純 報告 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告 [速報]新出の「九鬼家文書」の紹介 / 村井良介 科研費基盤研究(S)の成果報告 / 奥村弘 人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(三) 人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2013年度購入分) 石川道子氏のご逝去を悼んで |
第5号 2013年11月発行 B5判 174ページ 【特集】地域の歴史性・重層性と市民主体のまちづくり―新たな共同性を求めて― | |
目次 【特集1】地域の歴史性・重層性と市民主体のまちづくり―新たな共同性を求めて― 特集にあたって / 坂江渉・板垣貴志 「もやい直し」と「あるもの探し」―災害復興を支える共同性― / 遠州尋美 「大字誌」の限界と地域史編纂―中近世の本庄地域の「主体」をめぐって― / 大国正美 【特集2】工藤敬一氏インタビュー 歴史学は地域とどう向き合うか このインタビューについて / 市沢哲 工藤敬一氏インタビュー 工藤敬一氏の中世史学と九州・地域 / 廣田浩治 工藤敬一氏の研究と地域 / 村井良介 論考 姫路藩における版籍奉還への政治過程―〈本領安堵・家名存続〉論の延長としての版籍奉還建白― / 前田結城 『播磨国風土記新考』の著述とその助力者について―井上通泰研究・序説― / 井上舞 史料紹介 明石市立文化博物館所蔵 黒田半平家文書「慶応元乙丑年日記」(上) / 前田結城 フィールドリポート 阪神・淡路大震災時の淡路における史・資料救出活動 / 海部伸雄 地域の歴史文化遺産を継承するために―香美町「ふるさとガイド」の取組― / 石松崇 LINKを読む 地域資料としての「被災資料」そして学校資料 / 大平聡 地域の災害を記録すること・伝えること・認識すること―アスベスト問題との関わりから考える― / 松田毅 時評・書評・展示評 松平家・黒田家旧蔵資料受贈記念速報展「明石藩の世界」 / 河野未央 奥村弘著『大震災と歴史資料保存』 / 西村慎太郎 報告 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告 人文学研究科地域連携センターを中心とした特別研究プロジェクト / 坂江渉 神戸市文書館企画展「戦時下に起こった阪神大水害」 / 吉原大志 郷土史の裾野を広げるために―朝来市との連携事業をふりかえって― / 添田仁 人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(二) 人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2012-13年度購入分) |
第4号 2012年8月発行 B5判 134ページ 【特集】地域歴史文化の形成と災害資料―認識すること・記録すること・伝えることの意味を考える― | |
目次 【特集】地域歴史文化の形成と災害資料―認識すること・記録すること・伝えることの意味を考える― 特集にあたって / 編集委員会 地域史料としての災害資料―第10回歴史文化をめぐる地域連携協議会の成果― / 板垣貴志 地域と災害の長期的相互規定関係を展示する―産業の被災・復旧と人口の移動をめぐって― / 兒玉州平 地域歴史文化の形成拠点としての図書館―震災資料を伝える― / 宮本博 手記集を介したコミュニティ―市民の震災活動記録と、神戸と東北の繋がりについて― / 高森順子 博物館と災害資料―伊丹市立博物館の取り組み― / 小長谷正治 かなしみ―もしくは人生を綴るということ / 上村武男 論考 掛屋の情報蒐集―生野銀山・藤本市兵衛義方の日記から― / 添田仁 フィールドリポート 旧玉置家住宅を活かした取り組み / 辻田政顕 住吉歴史資料館の事業について / 内田雅夫 篠山に学びの場を再興する―神戸大学篠山フィールドステーションの取組― / 布施未恵子 LINKを読む 定住外国人にとって「地域」とはなにか / 樋口大祐 「歴史学は地域とどう向き合うか」について / 井上舞 時評・書評・展示評 近代神戸の風景―レファート写真コレクション / 木村修二 web版『図説 尼崎の歴史』 / 伊藤俊一 書評『丹波の歴史文化を探る』/『古文書から分かった江戸時代の村のすがた』 / 藪田貫 坂江渉編著『神戸・阪神間の古代史』 / 渡辺伸行 香寺町史『村の歴史』通史編―地域住民と研究者との協働の視点から― / 印藤昭一 大津留厚・奥村弘・長野順子著『捕虜として姫路・青野原を生きる 1914-1919 箱庭の国際社会』 / 黒河潤二 報告 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告 人文学研究科古文書室架蔵文書群の紹介(一) 人文学研究科古文書室収蔵文書一覧(2011-12年度購入分) |
第3号 2011年8月発行 B5判 138ページ 【特集】対談 吉田晶+大山喬平 歴史学は地域とどう向き合うか | |
目次 【特集】対談 吉田晶+大山喬平 歴史学は地域とどう向き合うか 特集にあたって / 編集委員会 吉田晶氏と戦後民主主義・戦後歴史学 / 古市晃 大山喬平氏の研究と地域 / 村井良介 対談 吉田晶+大山喬平 歴史学は地域とどう向き合うか 対談を終えて / 吉田晶 対談を終えて / 大山喬平 編集委員会より / 奥村弘 史料紹介 神戸大学附属図書館所蔵近世初期篠原村・若林家関係文書 / 木村修二 フィールドリポート 小野市立好古館の新たな取り組み / 大村敬通 文化財を支える人材育成―神戸市埋蔵文化財センターのボランティア育成から― / 渡辺伸行 伊丹酒造組合との連携事業 史料による江戸時代の酒の復刻 / 石川道子 第二回地域史惣寄合について / 深見貴成・古市晃 LINKを読む LINKを読む / 平井晶子 歴史文化の可能性と課題―『LINK』2号特集「“地域の再生”と歴史文化」を読む / 三村昌司 時評・書評・展示評 北野村古文書さとがえり展について / 大国正美 百耕資料館の常設展を観て / 山崎善弘 和泉市史編さん委員会編『松尾谷の歴史と松尾寺』 / 岩城卓二 板垣貴志・川内淳史編『阪神・淡路大震災像の形成と受容 震災資料の可能性』 / 高野宏康 水内俊雄・加藤政洋・大城直樹著『モダン都市の系譜』 / 吉原大志 報告 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター活動報告 人文学研究科古文書室収蔵文書一覧 地主喬先生のご逝去を悼む / 大槻守 |
第2号 2010年8月発行 B5判 172ページ 【特集】“地域の再生”と歴史文化 | |
目次 【特集】“地域の再生”と歴史文化 特集にあたって / 編集委員会 ポスト構造改革期における地域づくりと歴史の再把握 / 岡田知弘 全村博物館構想と地域再生 長野県阿智村 / 岡庭一雄 ムラの調査と景観保全―大分県豊後高田市田染小崎地区について― / 櫻井成昭 市町合併と町史編纂―香寺町史の場合― / 大槻守 富松城跡の保存運動と地域づくりの取り組み / 善見壽男 《書評》塩崎賢明著『住宅復興とコミュニティ』 / 水本有香 【小特集】風水害から歴史資料を救う―2009年台風9号被害をめぐって― 特集にあたって / 松下正和 2009年台風9号水害と史料救済―佐用町での動き― / 藤木透 宍粟市における豪雨災害と歴史資料の保全 / 田路正幸 2009年台風9号関連豪雨災害と兵庫県立歴史博物館 / 前田徹 台風9号豪雨災害の支援活動に参加して / 吉益美奈子 史料レスキュー参加記 / 中岡宏美 《展示評》ミニ展示 水損した歴史遺産を救う―2009年台風9号豪雨被災古文書を中心に― / 古市晃 論考 地域史と「地域の再生」をめぐる理論的課題 / 村井良介 阪神・淡路大震災と救済した歴史資料のその後―地域連携と活用・研究の深まり― / 坂江渉 山口県山口市出土の古代石文―いわゆる秦益人刻書石について― / 古市晃 フィールドリポート 三木家住宅の保存修理事業と地域の歴史遺産掘り起こし / 村上由希子 地域の歴史文化を活かしたまちづくり / 上田脩 時評・書評・展示評 小野市立好古館「地域展」について / 坂江渉 青野原俘虜収容所展 in Tokyo / 大津留厚 「青野原俘虜収容所展 in Tokyo」と神戸大学東京オフィス / 植村達男 松下正和・河野未央編『水損史料を救う―風水害からの歴史資料保全』によせて / 大橋幸泰 「よそ者」の効用―「参加型開発」論に学ぶ「自立」と「当事者性」― / 市沢哲 報告 御影高と連携した「地歴科教育論D」の開講 科学研究費補助金基盤研究(S) |
創刊号 2009年8月発行 B5判 158ページ 【創刊特集】大学は地域の歴史文化にどうかかわるのか | |
目次 【創刊特集】大学は地域の歴史文化にどうかかわるのか 大学と地域連携―関西大学なにわ・大阪文化遺産センターの取組みを通して― / 藪田貫 佐賀大学地域学歴史文化研究センターの活動と地域 / 伊藤昭弘 教員養成GPのその後―高大連携に基づく「地歴科教育論」の開講― / 藤田裕嗣 尼崎市立地域研究史料館にとっての地域連携 / 辻川敦 地域歴史文化における大学の役割―神戸大学と小野市の連携を中心に― / 奥村弘 論考 近世における大規模河川井堰の構造と変容―但馬国出石郡口矢根村・出石川大井堰をめぐって― / 木村修二 神戸市北区山田町藍那地区における昭和三〇年代の生業記録―稲作を中心に― / 森田竜雄 フィールドリポート いひほ学研究会―地域の歴史文化遺産を活かした未来への助走― / 岸本道昭 「羽束の回廊歴史フォーラム」の活動と大学の地域連携活動についての私見 / 印藤昭一 民と民をつなぐ震災資料―人と防災未来センター所蔵資料の事例から― / 高野尚子 時評・書評 「LINK」に寄せて / 市沢哲 坂江渉編著『風土記からみる古代の播磨』 / 森岡秀人 報告 人文学研究科地域連携センター活動紹介 |