東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学
文学博士(東京大学)
東京大学文学部助手,愛知大学法経学部講師,法学部助教授,現代中国学部教授,神戸大学文学部助教授,教授を経て
現在,神戸大学大学院人文学研究科教授

中国近現代史,中国思想史

 21世紀の中国世界を展望するためには,20世紀中国をトータルに理解せねばなりません。そのためにはどのようなアプローチが可能かを常に考えながら研究を続けています。伝統と近代,持続と革命,保守と改革といった2項対立による分析を乗り越えること。20世紀中国の残した膨大な歴史資料の行間を,中国農村や都市の社会調査で得た知見を参照しながら透視することを目指しています。それは,困難ながらもスリリングな知的冒険を伴う作業です。

『危機のディスクール―中国革命1926~1929』 新評論,1995年(1996年度 発展途上国研究奨励賞)
『初期中国共産党群像』(鄭超麟著,共訳)1・2,平凡社(東洋文庫711,712)2003年
「中国現代思想1991~2003」『現代中国』78号,2004年

佐々木   衛   五十嵐 正 博   緒 形    康   駿 河 輝 和
高 橋 基 樹   油 井 清 光   木 村    幹   松 本    曜
松 並    潤   大津留   厚   樋 口 大 祐   朴    鍾 祐