京都大学大学院法学研究科修士課程修了
博士(法学)(京都大学)
愛媛大学助手,講師,韓国国際交流財団研究フェロー,ハーバード大学客員研究員,高麗大学校客員研究員,神戸大学大学院国際協力研究科助教授を経て
現在,神戸大学大学院国際協力研究科教授

朝鮮半島における政治文化の形成過程

 朝鮮半島における具体的な歴史的経験を通じて,私達の世界において文化やイデオロギーがどのような役割を果たしているのか,そしてそれは各国の 「近代化」 においてどのような役割を果たしたのか,を研究しています。近年は,研究対象となる時代と場所を,主として 1960 年代の韓国に移し,それ以前の歴史的状況の何が彼らの行動を規定したのか,を明らかにすることにとりくんでいます。

『朝鮮/韓国ナショナリズムと 「小国」 意識』 ミネルヴァ書房,2000年(第 13 回アジア・太平洋賞受賞)
『東アジアにおける政府と企業』 関西大学法学研究所研究叢書 26,2002年(小林弘二,佐々木信彰,唐亮と共編著)
『韓国における 「権威主義的」 体制の成立』 ミネルヴァ書房,2003年(第 25 回サントリー学芸賞受賞)
『朝鮮半島をどう見るか』 集英社新書,2004年
『民主化とナショナリズムの現地点』 ミネルヴァ書房,2006年(玉田芳史と共編著)


佐々木   衛   五十嵐 正 博   緒 形    康   駿 河 輝 和
高 橋 基 樹   油 井 清 光   木 村    幹   松 本    曜
松 並    潤   大津留   厚   樋 口 大 祐   朴    鍾 祐