古典ゼミナール一覧
(2010年度)

 

 

2009年度に開講されている古典ゼミナールは以下の通りです。
※場所・時間は開催ごとに変わる可能性があります。人文系図書館そばの掲示板で確認してください。

 

>>2009年度古典ゼミナール一覧
>>2008年度古典ゼミナール一覧


ジェンダー論研究会東アジアにおける「伝統社会の形成」研究会アジア海域史研究会
リスク論研究会ギリシア語原典講読研究会兵庫津・神戸研究会
日本語動詞研究会映像と諸文化研究会〈他者〉をめぐる人文学研究会
フランス現代思想研究会現代社会論研究会感性を巡る思想研究会
古典と美術史研究会「欧米人の見たアジア」研究会

 


ジェンダー論研究会

場所:人文学研究科A棟4階共同談話室
時間:月1回・月曜5時限目

フェミニズムやジェンダー論についての基本文献を講読することで、当該分野の基礎知識を確認・考察していきます。現在は、ジュディス・バトラー(竹村和子訳)『ジェンダー・トラブル―フェミニズムとアイデンティティの撹乱』(青土社、1999年)を読み進めています。参加者の専門分野は、文学、哲学、社会学、歴史学などさまざまです。(2010.4.23更新)

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東アジアにおける「伝統社会の形成」研究会

場所:不定
時間:月1回~2回・木曜

近世東アジア諸国の社会・文化・メンタリティの形成、およびその差異について考察するために、現在、『水滸伝』と『紅楼夢』を並行的に輪読しています。両書を学域横断的・国境横断的なメンバーにより読み進めることで、古典的歴史観・文化観の再解釈を行い、新たな把握を目指しています。(2010.4.23更新)

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アジア海域史研究会

場所:人文学研究科A棟3階共同談話室
時間:月1回・木曜5時限

K.N. Chaudhuri, Trade and Civilization in the Indian Ocean: Economic History from the Rise of Islam to 1750. Cambridge, 1985.の講読を行います。本書の読解を通じて、本書の出版から現在までの間に蓄積されたアジアの諸海域に関する研究群と本書との関係について考察します。(2010.4.23更新)

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リスク論研究会

場所:人文学研究科A棟4階哲学共同研究室
開催日:月一回

リスク論の古典を通じて、科学技術と社会のありかたについて学びます。テキストはクリスティン・シュレーダー=フレチェット『環境リスクと合理的意思決定-市民参加の哲学』(邦訳)。現在は、各章ごとにレジュメ担当者を決め、当日はそのレジュメに沿って読書会を行うというスタイルで読み進めています。(2010.4.23更新)

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ギリシア語原典講読研究会

場所:人文学研究科A棟茶谷研究室
時間:隔週

アリストテレス『ニコマコス倫理学』第7巻の「アクラシア(無抑制、意志の弱さ)」について論じている章を取り扱っていきます。(2010.4.27更新)

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兵庫津・神戸研究会

場所:不定(人文学研究科A棟学生ホールなど)
時間:月1回程度、曜日は不定

兵庫津・神戸研究会は、各地の開港都市の歴史的展開を対象としたさまざまな研究を学びあうことをめざしています。異文化の接触点である開港都市を対象とすることで、既存の学問領域を超えた学際的交流が深まり、新たな研究の視野が開かれることが期待されます。

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日本語動詞研究会

場所:人文学研究科A棟2階共同談話室
時間:隔週・火曜 17:00

日本語動詞で多くの研究があるテンス・アスペクトについて重要文献を輪読し議論を行います。(2010.4.23更新)

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映像と諸文化研究会

場所:人文学研究科A棟視聴覚教室または学生ホール
時間:月1回・不定日

この研究会の主旨は「映画史をつうじて映像の古典力を身につける」ことであり、映画・映像の上映とディスカッションによってその実現を目指します。

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〈他者〉をめぐる人文学研究会

場所:人文学研究科A棟4階共同談話室
時間:月1回程度

まずアンソニー・ギデンズによる著作『近代とはいかなる時代か』を中心的に読み進めていきます。しかし、この本自体はできるだけ早い段階で読み終え、それ以降は、ギデンズに対する学会の応答や、あるいはそこから各人の関心に引き寄せた内容について、ゼミの形式も含めて柔軟に対応していく予定です。

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現代フランス思想研究会

場所:人文学研究科A棟4階 哲学科合同研究室
時間:月1回程度

シモンドンの博士論文L'individuation à la lumière des notions de forme et d'informationを翻訳しながら、その思想について検討しています。(2010.4.23更新)

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現代社会論研究会

場所:人文学研究科A棟3階共同談話室
時間:不定期

今期は、ミシェル・フーコーの著作を講読していきます。(2010.4.27更新)

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感性を巡る思想研究会

場所:人文学研究科A棟4階談話室
時間

今学期はBarbara Whitney Kerserの“Ornament as Idea”を購読し、その後、Thomas Christensenの“Rameau and Musical Thought in the Enlightment”を講読していきます。各回担当者がレジュメを作成し、参加者全員で議論を行います。(2010.4.27更新)

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■古典と美術史研究会

場所:561教室
時間:不定

ジョルジョ・ヴァザーリのLe vite de' piu eccelenti pittori, scultori e architettori (1550/1568, 『画家・彫刻家・建築家列伝』)を、パオラ・バロッキ注釈版(Firenze, 1966-)を中心にガエタノ・ミラネージ注釈版(Firenze, 1906)、デ・アゴスティーノ版(Novara, 1967-)と比較しながら読み解いていきます。

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■「欧米人の見たアジア」研究会

場所
時間:

当ゼミナールでは、18世紀末に中国(清朝)へ派遣されたイギリスの使節団の長であるマカートニーによって執筆された『中国訪問使節日記』を主なテキストとして、当時の中国とイギリスの社会的背景・経済的状況・外交態度の要因などを多角的に考察していくことを目的とする。具体的には、『中国訪問使節日記』の輪読、関連論文の閲覧、当時の社会情勢を示す文献の調査を通して、マカートニー使節団が派遣されるに至った経緯、派遣された後に使節団が世界にもたらした影響を考察する。

マカートニー使節団が浮き彫りにした外交問題は、現在の国際社会の相互不理解による混迷とも一脈通じる問題であり、当ゼミナールでは、絶えず現在の社会を意識して『中国訪問使節日記』を研究していきたいと思っている。(2010.4.23更新)

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