神戸大学文学部・人文学研究科 リカレント教育講座
人文学を解き放つ
人文学の研究は、古典とされてきたものを深く理解し、その価値観を普及させるだけにとどまらない。講座内容
人文学は既存の価値観を問い直し、見聞や体験の限界がもたらす偏見から人々を自由にし、新しい関係性に向けたヴィジョンを提出する学問です。人文学の可能性を開く8回の講義を通して、人間の精神的営為を読み解き、人間性そのものを探求する姿勢、そこから導き出された最前線の人文知を学びましょう。
講座形式
【講義時間】
講義は1.5時間×8回で構成され、全16時間のオンデマンド形式で実施します。
【受講者サポート】
質問・回答は、本プログラムで用意されるLMSを通して、コーディネータおよび担当教員とインタラクティブに行われます。
【副読本】
神戸大学人文学研究科(編)『人文学を解き放つ』(神戸大学出版会、2023年)
(ご購入はこちらから)
講義紹介
教科名をクリックすると、担当教員による講義内容の紹介動画を確認することができます。(Youtubeが開きます)
また、担当教員名をクリックすると、教員の紹介を確認することができます。
| 講義タイトル | 内容 | 担当教員 |
|---|---|---|
| コンフリクトを追求する | 「国境」のありか 移民をめぐる日墨比較から | 佐々木祐 |
| 「雰囲気」を探求する | 「雰囲気学」とゲーテ | 久山雄甫 |
| 「ことば」を深掘りする | 言語学入門:言葉の仕組みについて考える | 澤田治 |
| 「ことば」と社会をつなぐ | 港町アテネ・古代ギリシアの国際社会 | 佐藤昇 |
| ジェンダーを解きほぐす | 「親」であることを哲学する | 中真生 |
| 「古典」を読みかえる | 西洋美術の読み方 | 宮下規久朗 |
| 流動/変化をつかまえる | 和本のデザインと江戸文芸における異国情報 | 有澤知世 |
| 「こころ」を旅する | 孤立・孤独を科学する | 柳澤邦昭 |
申し込み概要
【募集期間】
2025年11月1日〜2025年12月24日
【受講開始】
11月上旬予定
【受講期間】
受講開始から有効期間90日間
【受講料】
20,000円
【受講対象】
・人文学の最新の動向を知りたい方
・既存の殻を破り、新たなヴィジョンを提示する能力を育みたい方
・人間性を涵養し、コンセプチュアル・スキル(概念化能力)を高めたい方
・人間の精神的営為を読み解き、人間性そのものを探求したい方
・最先端の人文知に触れ、神戸大学における人文学の思考法を体得したい方
講座のお申込みはこちらから(現在準備中)
(グーグルフォームに必要事項をご記入ください)
【人文学研究科リカレント教育に関するお問合せ】
● 問合せメール: recurrent[アット・マーク]lit.kobe-u.ac.jp
(すぐにご対応できない場合もあります。その際はご容赦ください。)
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