今日は大学で講義です(2018.05.22)

 5月22日(火)は、東洋大学附属姫路中学校・高等学校の黒河潤二先生による講義でした。


 地歴科教育をめぐる新しい動き、特に高大接続改革、新しい学習指導要領、大学入学共通テスト、歴史総合と新しい教科書について、90分にわたりご講義をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(学生の感想)

 黒河先生の講義で、将来実施される「大学入試共通テスト」の模擬問題をいくつか実践しましたが、私が過去に受けた大学入試センター試験とはかなり内容が違い、ただ知識を持っているだけでは解くことができないという点で大きな差がありました。大学がどのような学生を求めているかが問題によく表れており、その求められている要素を高校でどれだけ身につけることができるかが重要だと感じました。

 また歴史総合の問題点として、教師の専門教科によって授業内容に偏りがでるのではないかという問題があげられていました。この問題に対し、教科書の内容を工夫して、日本史専門・世界史専門に関わらず偏りのない授業を作ることができるよう対策が行われているということを知りました。教科書が授業を規定してしまうのではなく、教科書側も現場の状況を考慮しているということです。教科書の製作にも興味があるので、大変興味深いお話でした。



2018年05月23日