第11回神戸大学芸術学研究会
「アニメーション「超」講義!−現代アニメーション論の先端に学ぶ−」
2016.9.16up
-
日時・場所
主旨
ドゥルーズによる『シネマ』は、単なる映画についての哲学ではなく、映画そのものに胚胎する潜在的な哲学を開いた著作であった。ところで、映 画との原理的・技術的な差異を考慮するならば、アニメーションとは、実はその誕生以来、映画とは異なる思考−イメージだと考えられるのではないか?のみな らず、新たに制作され続ける個々の作品は、アニメーションのこうした潜在性を更新し続けているのではないか? 本研究会においては、前者の理論的側面につ いて、ドゥルーズの芸術論を基盤に多様な視覚メディアを縦横に論じている批評家石岡氏から、また後者の実践的側面については、アニメーション研究者である のみならず、数々の上映企画や作家招聘に精力的に従事している土居氏からそれぞれ提題をいただき、アニメーションというメディアの存在論的潜在性を考える 機会としたい。
プログラム
13:00-13:05 開会挨拶・登壇者紹介(前川修(神戸大学))13:05-13:50 石岡氏報告「アニメ視聴の“系列化”について」
13:55-14:40 土居氏報告「“アニメーション映画”の射程を再考する」
14:45-14:55 特定質問(大崎、中村)
(休憩)
15:20-17:00 共同討議(司会:大橋完太郎(神戸大学))
(石岡・土居・前川・大崎・中村)
問
い合わせ先;芸術学研究室 大崎智史
dogdayafternoon22(at)gmail.com(@に変えてください)