神戸大学大学院 人文学研究科/文学部 哲学コース

メンバー

茶谷 直人 准教授 (CHATANI Naoto)

茶谷 直人 准教授

略歴

1998年4月-2001年3月 日本学術振興会特別研究員(DC1)
2001年3月 博士号(神戸大学大学院文化学研究科)
2001年4月-2004年3月 日本学術振興会特別研究員(PD)
2004年4月-2006年3月 神戸大学大学院文化学研究科助手
2007年4月-現在 神戸大学大学院人文学研究科・神戸大学文学部准教授

専攻分野

古代ギリシア哲学、生命倫理学

現在の主な研究課題

  1. 「幸福」を鍵概念とした、アリストテレス倫理学の多角的・総合的研究
  2. プラトン初期対話篇におけるソクラテスと対話相手の対話のあり方に関する研究
  3. 「自律」を鍵概念とした、医療倫理をめぐる諸問題(インフォームド・コンセント、安楽死等)の検討

担当授業科目

学部:哲学入門、哲学特殊講義、現代思想演習、比較哲学演習、倫理学演習
大学院(人文学研究科):現代思想演習、倫理学演習、論文指導演習
全学共通科目:哲学
講義概要例

主な著書、学術論文など

著書
  1. 『部分と全体の哲学――歴史と現在』(共著)、松田毅編、第一部第一章「アリストテレスにおける「部分」と「全体」」担当、春秋社、2014 年、pp. 5-33.
  2. 『共生の人文学』(共著、神戸大学共生倫理研究会編、第4章「安楽死が合法化されるとどうなるのか?―積極的安楽死法制化と多文化共生」担当、昭和堂、2008年3月)
学術論文
  1. 「『リュシス』におけるメネクセノスとリュシス」(『神戸大学文学部紀要』42号、2015年、1-25頁)
  2. 「アリストテレスにおける愛の帰一性」(『倫理学年報』第63集、日本倫理学会篇、2014年、85-98頁)
  3. ‘Aristotle's Virtue Ethics and Applied Ethics’, Proceedings of 4th International Conference: Applied Ethics and Applied Philosophy in East Asia, January 2014, pp.169-177.
  4. 「アリストテレス心身論における心物相即説(psycho-physical interpretation)をめぐって」(『神戸大学文学部紀要』第39号、2012年)、pp.1-17.
  5. 「『エウテュプロン』におけるエウテュプロン」(『愛知』神戸大学哲学懇話会、第23号、2011年)、pp.38-53.
  6. 「アリストテレスの魂部分論についての一つの視点――『デ・アニマ』と『ニコマコス倫理学』」 (『神戸大学文学部紀要』第38号、2011年)、pp.1-16.
  7. 「『クリトン』におけるクリトン――ソクラテスを理解するための一つの手がかりとして」(『愛知』神戸大学哲学懇話会、第21号、2009年)、pp.50-70.
  8. 「善の帰一性と善のアナロギア――アリストテレス倫理学における善のイデア説批判について」(『神戸大学文学部紀要』第36号、2009年3月)、pp.45-67.
  9. 「アリストテレスの心身論におけるテクネーアナロジーと機能主義」(『アルケー 関西哲学会年報』関西哲学会編第14号、2006年)、pp.104-115.
  10. 「インフォームド・コンセントにおけるナースの役割 ――できること・できないこと」 (『愛知』神戸大学哲学懇話会、第17号、2005年)、pp.76-84.
  11. 「『デ・アニマ』B1におけるアリストテレスの身体理解」 (『哲学』北海道大学哲学会、第41号、2005年)、pp.21-42.
  12. 「アリストテレス『デ・アニマ』Β巻第1章における魂の定義と同名異義原理」 (『文化学年報』神戸大学大学院文化学研究科、第24号、2005年)、 pp.97-119.
  13. 「アリストテレス『形而上学』θ巻第6章1048b18-35の位置づけをめぐって」 (『愛知』神戸大学哲学懇話会編、第16号、2004年)、pp.116-131.
  14. 「インフォームド・コンセントにおける(情報開示)と(理解)の関わりをめぐって──アナロジーの可能性」 (『生命倫理』日本生命倫理学会編、通巻15号、2004年)、 pp. 176-183.
  15. 「アリストテレス『形而上学』θ巻におけるアナロギアと二つのデュナミス」 (『哲学』日本哲学会編、第55号、2004年)、 pp.218-230.
  16. 「有機体目的論と「質料としての自然」──アリストテレス『自然学』第二巻における先行自然学者批判」(『アルケー 関西哲学会年報』関西哲学会編、第8号、2000年)、pp.88-98.
  17. 「自然と技術のアナロジー──アリストテレス『自然学』第2巻における有機体目的論展開の一方策」 (『哲学』日本哲学会編、第51号、2000年)、 pp.160-169.
  18. 「アリストテレス『詩学』における内在的目的論 ──『自然学』と『詩学』──」 (『愛知』神戸大学哲学懇話会編、第15号、2000年)、 pp.122-136.
学会発表
  1. 「アリストテレスにおける動物の目的論をめぐる諸考察」、ギリシャ哲学セミナー第19回共同研究セミナー、法政大学、2015年9月
  2. 'Virtue and War in Ancient Greece and in Aristotle', The 6th International Conference of Applied Ethics and Applied Philosophy in East Asia, April 2014, National Taiwan University.
  3. 'Aristotle's Virtue Ethics and Applied Ethics', The 4th International Conference of Applied Ethics and Applied Philosophy in East Asia, April 2013, Kobe University.
  4. 「アリストテレス哲学における<部分>と<全体>── 質料形相論(hylomorphism)としてのメレオロジー──」(日本科学哲学会第第45回大会ワークショップ、宮崎大学、2012年11月)
  5. 「アリストテレスにおける愛の帰一性」(日本倫理学会第63回大会、日本女子大学、2012年10月)
  6. "Aristotle and the Unity of Bio-Medical Ethics", The 6th International Conference on Applied Ethics, at Hokkaido University, October 2011.
  7. 「古代ギリシア哲学における徳と情動」(シンポジウム招待講演、聖トマス大学第17回人文研フォーラム「情念と徳倫理」、2009年2月、聖トマス大学)
  8. 「古代におけるアナロギア――アリストテレスにおけるアナロギアの諸相――」(シンポジウム招待講演、英知大学第13回人文研フォーラム「アナロギアの諸相――古代から近世まで――」、2007年2月、英知大学)
  9. 「安楽死法制化以降の現状にみられる諸問題と倫理原則の関わりをめぐって」 (日本生命倫理学会第18回大会 岡山大学、2006年11月)
  10. 「アリストテレスの心身論におけるテクネーアナロジーと機能主義」 (関西哲学会第58回大会、広島大学、2005年10月)
  11. 「質料・可能態・生きていること──アリストテレス『デ・アニマ』Β1における魂の定義と身体理解をめぐって」 (北海道大学哲学会、北海道大学、2004年12月)
  12. 「インフォームド・コンセントにおける(情報開示)と(理解)の関わりをめぐって──アナロジーの可能性」 (日本生命倫理学会第 15回大会、上智大学、 2003年11月)
  13. 「力としてのデュナミスと質料としてのデュナミス──アリストテレス『形而上学』θ巻における2つのデュナミスについての一考察」 (日本西洋古典学会第52回大会、新潟大学、2001年6月)
  14. 「有機体目的論と「質料としての自然」──アリストテレス『自然学』第二巻における先行自然学者批判」 (関西哲学会第52回大会、島根大学、1999年10月)
  15. 「自然と技術のアナロジー──アリストテレス『自然学』第2巻における有機体目的論の弁証の試み」 (日本哲学会第58回大会、上智大学、1999年5月)
翻訳
  1. ミヒャエル・エルラー著『知の教科書 プラトン』(Michael Erler, Platon, 2006)、三嶋輝夫・田中伸司・高橋雅人との共訳、第4章を担当、講談社、2015年10月。
  2. シュレーダー=フレチェット著『環境リスクと合理的意思決定――市民参加の哲学』(Shrader-Frechette,K.S.1991.Risk and Rationality Philosophical Foundations For Populist Reforms.University of California Press.)、(共訳、第6章および9章を担当、昭和堂、松田毅監訳、2007年11月)
  3. 『生命倫理百科辞典』 (Encyclopedia of Bioethics, 3rd Edition, ed. Stephen G. Post)、共訳、「秘密保持」(Confidentiality)の項を担当、生命倫理百科事典翻訳刊行委員会編、丸善、2007年1月
  4. G・E・L・オーエン著「個と一般」 (浅野幸治との共訳、『愛知』神戸大学哲学懇話会編、第15号、2000年) pp.82-106.
  5. ルイス・マッキー著「仲保者の仲介──アウグスティヌス『教師論』における信仰と理性」 (浅野幸治との共訳、『福音と世界』54、新教出版社、1999年) pp.28-45.

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