ご挨拶

 神戸大学では、自然科学系先端融合研究環に続き、平成28年4月に、神戸大学先端融合研究環、人文・社会科学系先端融合研究領域が発足しました。本研究プロジェクトは、社会科学系教育研究府に人文科学系領域を加え、同年10月に人文学研究科、法学研究科、経済学研究科、人間発達環境学研究科、国際文化学研究科の教員有志で立ち上げ、開始したものです。

プロジェクトリーダーからのご説明

お知らせ

2022年3月17日(木)に「予防原則を考える」と題したオンラインワークショップを開催します。 NEW
【日程】2022年3月17日(木)
【開催形式】オンライン開催
【プログラム】
第一部(日本語)
13:00-14:15 角松生史(神戸大学) 「法原則としての予防原則の意義と機能」
14:15-15:30 松田毅(神戸大学)「事前警戒原則と「不作為」――因果と責任の観点から」
15:30-16:45 清水右郷(国立循環器病研究センター)「医学系研究の利益相反問題に対する予防原則の適用可能性について」
第二部(英語)
17:00-18:15 Takuya Niikawa (Kobe University) & Tsutomu Sawai (Kyoto University) “The precautionary principle about consciousness”.
18:15-19:30 Jonathan Birch (LES) “The Edge of Sentience: Humans, Animals, AI”.
今後のスケジュールを更新しました。
これまでの研究成果を活かし、2021年度応用哲学会サマースクール
「先端融合研究としての応用哲学入門」を行うことになりました。

【日程】2021年9月14日(火)15日(水)16日(木)(一日でも可)
【開催形式】オンライン開催
【企画概要】4つの主題を選び、我が国の「科学技術社会の針路」について
人文社会科学の視点から考える機会とします。 「気候危機」、「生殖技術」、
「人工知能」、「Degrowth(脱成長)」に関する異なる分野の専門家のレクチャー
の後、受講者が加わり共同討議をするワークショップを行います。

今後のスケジュールのページに概要と参加募集の様式がありますので、そちら をご覧ください。
第4回国際ワークショップ
In what sense can AI have a mind? のお知らせ
詳細はスケジュールをご覧ください
本プロジェクトの研究成果が本になりました。
Risks and Regulation of New Technologies (Kobe University Monograph Series in Social Science Research) 2021/1/2, Springer. Ed. by. Tsuyoshi Matsuda, Jonathan Wolff, Takashi Yanagawa
新しいメンバーが加わりました。メンバーのサイトをご覧ください。

本プロジェクトを推進する倫理創成プロジェクトの紀要『21世紀倫理創成研究』第14号の原稿を募集しています。
「第3回先端科学技術の公共性を討議する国際ワークショップ」について予定が変更になりました。 詳細は本サイトのスケジュールをご覧ください。
第3回「先端科学技術の公共性を討議する国際ワークショップ」を2020年3月2日(月)3日(火)の2日間開催予定です。今回は科学と政策の接点にある「帰納的リスク」と「知的財産権」の二つを焦点に、「科学と価値」に関する学際的討議を行います。
Robert. P. Mergesカリフォルニア大学バークレー校教授(『知財の正義』勁草書房著者)、Heather E. Douglasミシガン州立大学准教授(Science,Policy, and the Value-Free Ideal, University of Pittsburgh Press. 2009、Oxford著者)を招聘した共同討議を予定しています。詳細は本サイトのスケジュールをご覧ください。
2019年3月24日(日曜)、25日(月曜)の2日間、海外からの招聘者3名を交え、本共同研究の成果を報告し、議論しあう国際ワークショップを神戸大学人文学研究科で開催しました。詳細は、本サイトの活動の報告をご覧ください。
2019年3月24日(日曜)、25日(月曜)の2日間、海外からの招聘者2名を交え、本共同研究の成果を報告し、議論しあう国際ワークショップを神戸大学人文学研究科で開催します。
詳細は、本サイトのスケジュールをご覧ください。

研究成果の報告を行いました。
2018年12月16日に京都大学で開催された、第11回international conference on Applied Ethicsで公募パネルCausality and Responsibility― a multiple approach from the viewpoint of applied ethics and philosophy と題して、本研究の成果を以下の3名が発表しました。松田毅(神戸大学)The Grade of the Causation and the Responsibility focusing on “Omission”、藤木篤(神戸市看護大学)Reconsidering precautionary attitudes toward the omission from some cases in environmental health、吉良貴之(宇都宮共和大学) On legal philosophical issues on long-term causation and intergenerational allocation of responsibilityと題して活発な議論が行われました。

2018年9月29日、30日に神戸大学人文学研究科で開催された、第8回international conference of Applied Ethics and Comparative Thought East Asiaを倫理創成プロジェクトと共催しました。国立台湾大学、大連理工大学、慶熙大学校の研究者らを交え、科学技術の倫理の問題も討議しました。本共同研究の代表者の松田毅が、 “Gradualism” of Causation and its Significance for Responsibility”と題して報告しました。

2018年8月中旬に開催された第24回世界哲学会議(北京CNCC)で本共同研究の代表者の松田毅が8月17日のRoundtable “Global Ethics, Human Development, and China”で“Radical democracy and reform of environmental policy in Japanese context”と題して報告しました。他の報告者は、Martin Schönfeld (South Florida大学)、Eric Nelson(香港科技大学)、CHEN Xia(中国社会科学院)、Roger Ames(北京大学)でした。
研究成果の報告を行いました。
2018年5月20日に神戸大学で開催された、第77回日本哲学会の公募ワークショップの場で、「責任ある研究とイノベーションとは何か――科学技術社会論と応用哲学の観点から考える」と題して、本研究の成果を発表しました。松田毅(神戸大学)「原因と責任――重層的把握に向かって」、標葉隆馬(成城大学)「RRIを巡る議論と学術コミュニティの課題――未来に対するケアはどのように行いうるのか?」、藤木篤(神戸市看護大学)「RRIは萌芽的先端技術にどう向き合うか:ジオエンジニアリングと遺伝子ドライブを事例に」と題して活発な議論を行いました。
(なお、標葉氏は、同じ領域開拓プログラムの「RRIの新展開のための理論的・実践的研究-教育・評価・政治性に注目して」(平成29年から32年)の代表です。)
「日本学術振興会: 課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業(領域開拓プログラム(研究テーマ公募型))「責任ある研究とイノベーション」の概念と「社会にとっての科学」の理論的 実践的深化」に採択されました。
  • (研究テーマ名 「生命・環境技術の社会実装に関する先端融合研究 -21世紀型参加のビジョンと試行- (Advanced and integrated research about social implementation of bio and environ mental technologies ―the vision and trial for the participation in 21th century)」。期間 平成29年10月~平成32年9月)
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