シンポジウム1 視覚障害と基礎心理学 【一般公開】
企画者 喜多 伸一(神戸大学) 座長 喜多 伸一(神戸大学)
▼話題提供者
三宅琢(公益財団法人Next Vision・東京大学未来ビジョンセンター)
細川研知(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
吉本浩二(富士通)
鳥居修晃(東京大学名誉教授)・望月登志子(日本女子大学名誉教授)
▼指定討論者
小田浩一(東京女子大学)
▼企画趣旨
感覚や運動の基礎心理学的研究には障害事例の研究が不可欠である。本シンポジウムでは,視覚障害について,医学や情報科学と基礎心理学と
の連携を取り上げ,障害者を対象とした基礎研究や技術開発が,健常者・晴眼者を対象としたものと深い関係にあることを示したい。(本シン
ポジウムは,日本基礎心理学会の会員でない方は無料で参加できます。)
▼日時
2019年11月29日(金) 15時から17時30分
▼場所
神戸大学 六甲台第2キャンパス 瀧川記念学術交流会館
(神戸大学六甲台第2キャンパスの地図にある100番の建物http://www.kobe-u.ac.jp/documents/guid/rokko/r2.pdf)
シンポジウム2 バーチャルリアリティと基礎心理学
企画者 喜多 伸一(神戸大学) 座長 北崎 充晃(豊橋技術科学大学)
▼話題提供者
清川清(奈良先端科学技術大学院大学)
葭田貴子(東京工業大学)
寺本渉(熊本大学)
▼企画趣旨
五感や身体を扱う基礎心理学的研究は最新機器の開発とともに歩んできた。現在の最新機器はバーチャルリアリティを主体としている。開発さ
れた機器が人間の感覚知覚機能の解明に果たす意義,解明された感覚知覚機能が新たな機器の開発に果たす意義,および今後の方向性について
討議したい。
▼日時
2019年11月30日(土) 14時から16時
▼場所
神戸大学 六甲台第2キャンパス 百年記念館
シンポジウム3 コミュニケーションと知覚の脳研究の今
企画者 松本 絵理子(神戸大学)野口 泰基(神戸大学) 座長 松本 絵理子(神戸大学)
▼話題提供者
佐藤弥(京都大学こころの未来研究センター)
小池耕彦(生理学研究所)
狩野文浩(京都大学高等研究院)
▼指定討論者
四本裕子(東京大学)
▼企画趣旨
近年,脳研究においても,社会的相互作用の視点から他者との関係性による変化,社会的価値による知覚への影響などをめぐる研究の進展が著
しい。特に各種ツールを介したコミュニケーション機会が増加しつつある昨今では,モニタを介した他者の表情や視線の知覚とコミュニケーシ
ョンへの影響は重要なテーマの一つと考えられる。本シンポジウムでは、知覚と社会的な相互作用に関する近年の知見並びに,比較認知心理学
的な見地から霊長類の社会的相互作用の様相について話題提供いただき,コミュニケーションに関わる研究の展開について論じる。
▼日時
2019年12月1日(日) 10時から12時
▼場所
神戸大学 六甲台第2キャンパス 百年記念館