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第3回「インターナショナル・アクティブラーニング in Hiroshima」が開催されました

2014.12.02

第3回「インターナショナル・アクティブラーニング in Hiroshima」1 ワークショップの様子

第3回「インターナショナル・アクティブラーニング in Hiroshima」2 原爆ドーム前にて

 2014年11月28日(金)-30日(日)、KOJSP及びグローバル人文学プログラムの取り組みとして、第三回「インターナショナル・アクティブラーニング in Hiroshima:広島を見つけよう!広島を語ろう!」を開催しました。今回の参加者は、オックスフォード大生9名を含む留学生13名、日本人学生4名の計17名で、コーディネーターとして嘉指が同行しました。
 11月29日には、広島原爆資料館などを見学した後、下記のようなプログラムでワークショップを開催。このワークショップには、広島市立大学及び広島大学の学生の皆さん十数名、現地で平和活動に関わってきている方など数名も加わってくださり、総参加者数は三十数名となりました。
 ワークショップでは、まず、二十年にわたり広島での反核・平和活動を先導されてきた森瀧春子さん(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会・共同代表)と、広島の街全体を大学キャンパスとして見立てたユニークな生涯学習・コミュニティ活動に取り組んでいる平尾順平さん(NPO法人ひろしまジン大学代表・テレビコメンテーター)のお話を伺い、その後、5つのグループに分かれての自己紹介、さらに、原爆資料館などを訪れて感じたこと、森瀧さんと平尾さんのお話を聞いて考えたことについて意見交換が行われ、最後に、各グループの代表がそれぞれのグループでのディスカッションをまとめて報告しましたが、的確かつ印象的な報告に驚きの声と拍手が何回も起りました。そのあとの懇親会でも熱気溢れるやりとりは続き、結局、終了後も場所を移しての交流となりました。
 末尾ながら、現地での準備・開催に今年も大変ご協力いただきましたNPO法人・ANT-HiroshimaやヒロシマNPOセンターの皆さんに心よりお礼申し上げます。

(文責:神戸大学大学院人文学研究科教授 嘉指信雄)

第3回「インターナショナル・アクティブラーニング in Hiroshima:広島を見つけよう!広島を語ろう!」

  • ・日時:2014年11月29日(土)15:00〜19:00
  • ・場所:ひろしまNPOセンター
  • ・主催:神戸大学KOJSP(神戸オックスフォード日本学プログラム)、「グローバル人文学プログラム」
  • ・協賛:NPO法人ANT-Hiroshima、NPO法人ひろしまジン大学、ひろしまNPOセンター
プログラム(使用言語:日英)
 第一部:「反核・平和活動の現在――核サイクルを全体として問う」
      報告:森瀧春子(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会・共同代表)
      司会:嘉指信雄(神戸大学教授)    
 第二部:広島を語ろう! Let’s Talk about Hiroshima! Inside & Out
      司会:平尾順平(NPO法人・ひろしまジン大学代表)

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