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教員紹介

准教授 奥村沙矢香 OKUMURA Sayaka  [KUID]

履歴

英国ヨーク大学大学院英文科PhDコース修了(2008年PhD)。京都大学大学院文学研究科博士後期課程(英語学英米文学専修)研究指導認定退学。福井県立大学学術教養センター講師を経て、2010年より神戸大学大学院人文学研究科講師。

専門分野

20世紀イギリス文学・小説
Virginia Woolfを中心とした女性作家を研究している。近年、モダニズム関連の研究書や論考は日々膨張し続けている。その一方で、個々の作家の試みはモダニズムという大きなうねりの中に飲み込まれ、その特異性は影を潜めつつあるようにも見える。この傾向は、また、個々のテクスト解釈の行き詰まりの突破口を作家の周辺研究に見出さんとする研究者諸氏によって歓迎されてもいる。現在の課題は、こうした最近の研究動向を睨みつつも、今や古臭がられ疎んじられるきらいのある精読によるテクスト解釈に敢えて立ち返り、個々の作品を、その具体的表象に着目しつつ緻密に分析し直すことによって、抽象論に終始しがちな文学談義に色を添えることである。大学院の授業においても、まずは丁寧に作品を読み込むことを勧めている。

主な著書・論文

  • (論文)“Women Knitting: Domestic Activity, Writing, and Distance in Virginia Woolf’s Fiction.” English Studies 89 (2008): 166-81.
  • (論文)“Rhoda Reads Shelley in The Waves: Echoes of ‘The Question’.” Virginia Woolf Bulletin 40 (2012):8-14.
  • (論文)“‘A dot with strokes raying out round it’: Doodles, Eyes and the World in The Years.” Virginia Woolf Bulletin 49 (2015): 25-33.
  • (論文)「ウルフと/のうたた寝――『歳月』をめぐって」『ヴァージニア・ウルフ研究』第34号 (2017)、pp. 1-17。

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