教員紹介
特命講師 吉川圭太 YOSHIKAWA Keita [KUID]
履歴
1980年生。2012年東北大学大学院文学研究科退学。博士(文学、東北大学)。2009年阪神・淡路大震災記念人と防災未来センター震災資料専門員、2012年10月から神戸大学人文学研究科助教を経て、2014年9月より現職(基盤研究(S)「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて」に従事)。
専門分野
日本近現代史
とくに日本近代社会運動と法の問題について、在野法曹(弁護士)の動向や役割に着目して研究している。また、基盤研究(S)や歴史資料ネットワークの活動を通して、地域歴史資料の保全・活用や、災害資料の収集・保存・活用に関しても研究課題としている。
主な著書・論文
- 『阪神・淡路大震災における住まいの再建―論説と資料―』(人と防災未来センター資料室、共編、2012年)
- 「一九二〇年代の社会運動と在野法曹―自由法曹団を中心に―」(『部落問題研究』209号、2014年)
- 「一九二〇年代の借家人運動における法的実践」(『民衆史研究』78号、2009年)
- 「第一次大戦後における弁護士布施辰治の思想と行動」(『歴史』109輯、2007年)