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ミニ・ワークショップ「移民・難民と『逃走の権利』の未来」のお知らせ

2016.06.24

地中海で難民が遭難するニュースが日常化しつつある時代。
世界各地で移民排斥を叫ぶ政党が躍進する一方、空爆やテロで人々が殺されていく時代。

私達の時代は今、どこに向かっているのでしょうか。移民の主体形成とシティズンシップの問題系を中心に、北川眞也氏とともに考えたいと思います。


開催概要

主催:神戸大学人文学研究科海港都市研究センター
日時:2016年7月4日(月)17:00~19:30
会場:神戸大学文学部A棟1階学生ホール

講演:北川眞也(三重大学人文学部)
  「「逃走の権利」の現在性―ポストコロニアル・ヨーロッパの境界闘争における移民の可視性/不可視性―」

コメント:栢木清吾(神戸大学国際文化学研究科)

<北川眞也氏の略歴>
1979年大阪府生。関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(地理学)。現在、三重大学人文学部准教授。訳書に。フランコ・ベラルディ『ノーフューチャー イタリア・アウトノミア運動史』(廣瀬純との共訳、洛北出版、2010年)。論文に、「ヨーロッパ・地中海を揺れ動くポストコロニアルな境界 イタリア・ランペドゥーザ島における移民の「閉じ込め」の諸形態」(『境界研究』3号、2012年)、「移民の墓場と化す地中海ヨーロッパに求められる応答責任(竹中克行編『グローバル化時代の文化の境界 多様性をマネジメントするヨーロッパの挑戦』昭和堂、2015年)など。

問い合わせ先:樋口 大祐(神戸大学人文学研究科)
       E-mail:hdais041122[AT]yahoo.co.jp  ※Mailの[AT]は@に変更してください。

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