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新学会「雰囲気学会(SOFAS)」創立記念大会を神戸で開催しました
2026年9月24日(木)から26日(土)にかけて、ANAクラウンプラザホテル神戸および神戸大学大学院人文学研究科にて、新しい国際学会である「雰囲気学会(Society for Atmospheric Studies: SOFAS)」の創立記念大会SOFAS Inaugural Conference Kobe 2026: New Frontiers and Possibilities in Atmospheric Studiesを開催しました。
本大会は、日本学術振興会の研究拠点形成事業「『雰囲気学』国際研究拠点形成」(課題番号 JPJSCCA20250001)の一環として、神戸雰囲気学研究所(KOIAS)が主催したものです。16か国(日本を含む)からのべ200名を超える参加者が集い、盛況のうちに終了しました。
大会では、初日の全体講演12件に加え、2日目には14のパネルで42件の研究発表が行われ、活発な議論が交わされました。哲学、文学、美学/感性学、アート/デザイン研究、建築学、都市研究、人類学など、多様な分野の研究者が一堂に会し、「雰囲気(Atmosphere)」概念を手がかりとして、身体と環境、感情と空間、文化と社会の関係をめぐる文化横断的・分野横断的な研究の可能性が探究されました。研究発表に加えて、アーティストによるパフォーマンスやサウンドウォーク、展覧会、ワークショップなども実施され、学術研究と芸術実践が交差する多彩なプログラムとなりました。
大会初日の9月24日にはSOFASが正式に設立され、最終日には第1回総会が開催されました。SOFASは、従来の学問分野や文化・言語の境界を越えて、雰囲気学を新たな研究領域として発展させることを目指しています。今後は、2年に一度の国際大会の開催、2027年創刊予定の年鑑Atmosphaerica(独・Karl Alber社)の刊行、研究ネットワークのさらなる拡充などを通じて、「雰囲気学」の文化横断的・分野横断的な学術プラットフォームを充実させていきます。
神戸大学では、2022年に設立されたKOIASを中心に雰囲気学の研究を推進してきました。2025年度からは上記JSPS研究拠点形成事業のもと、ドイツ、スロベニア、カナダなどの海外研究機関と連携し、国際共同研究や若手研究者の育成を進めています。今回のSOFAS創立は、こうした取り組みを持続的な国際学術共同体へと発展させる重要な一歩となりました。
雰囲気学会(SOFAS)公式サイト: https://www.org.kobe-u.ac.jp/sofas/
