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教員紹介

講師 ヴルボウスキー マテイ Matej Vrbovsky  [KUID]

履歴

1987年チェコスロバキア生まれ、スロバキア育ち。2022年に大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程を修了し、博士(日本語・日本文化)を取得しました。大阪大学日本語日本文化教育センター特任助教、環太平洋大学経済経営学部現代経営学科助教を経て、2026年に神戸大学大学院人文学研究科講師(留学生担当)として着任しました。

専門分野

日本語学、語用論、関連性理論
専門は語用論で、主に関連性理論の観点から、日本語の文法形式と発話解釈の関係を研究しています。特に、日本語の文末表現を対象に、話し手と聞き手の知識や信念、意図が言語表現の選択と解釈にどのように関わるかを探究しています。また、近年は生成AIのメタ言語能力にも関心を広げ、言語形式についての判断と実際の使用の検証を通して、人間の言語理解と生成AIの言語処理の関係を考察しています。講義では、語用論や社会言語学の研究成果を通して、日常的に使われる日本語の表現とその解釈の仕組み、言語使用の社会的・文化的背景を考えます。演習では、日本語のポライトネス表現やストラテジーを中心に、言語使用と対人関係、社会・文化との関わりを検討します。いずれも、身近な言語現象を出発点として、日常の「当たり前」を問い直し、理論と具体的な事例を結びつけて考えることを重視しています。

主な著書・論文

  • ・「生成AIによる認識モダリティ形式の(不)使用――ChatGPTのモデル更新に伴う変化に着目して――」『間谷論集』20、25–45頁、2026年。
  • ・「発話解釈における終助詞ワの機能」『日本語・日本文化研究』32、138–152頁、2022年。
  • ・「文末表現スロット仮説:終助詞の統語的な位置をどう捉えるのか」『間谷論集』16、105–115頁、2022年。
  • ・「発話解釈における終助詞ゼの機能」『日本語・日本文化研究』31、146–160頁、2021年。

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