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2025.12.23
本学と連携する明石市の新市史第1巻完成

2025.12.23

  •  「新修明石市史」「通史編」シリーズ第1巻「明石のあけぼの」が完成し、2025年12月15日、明石市役所で記者会見が行われました。同市史編さん委員長でもある神戸大学の奥村弘理事・副学長が出席し、丸谷聡子市長との対談形式で、市史の概要、意義について説明しました。

     本学は2025年7月28日に同市と包括的な連携協定を結び、締結を記念する「こどもタウンミーティング」を開催するなど連携を進めています。明石市史の編さん事業は2011年に始まり、2013年には市史編さん委員会が設置されています。本学人文学研究科地域連携センターが、同市と地域資料などの調査研究に関する協定を結び、その一環として長年にわたり編さんに関わってきました。

     新しい市史第1巻は、自然編と考古編からなり、従来の明石市史にはなかった自然分野の記述や、旧石器時代から江戸時代に至る考古学の新知見などの研究成果を取り入れ、豊富なカラー図版とともに新たな歴史を叙述しています。

     第2巻「明石の古代、中世、近世編」と第3巻「明石の近代、現代編」は2027年に刊行予定です。

     第1巻刊行を記念した講演会・シンポジウムが2026年1月18日、明石市立西部市民会館で行われ、奥村理事・副学長もシンポジウムのパネラーとして参加します。

    (人文学研究科地域連携センター、地域連携推進本部)

    【写真説明】記者会見で丸谷聡子市長と対談する奥村弘理事・副学長


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