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はじめに

 本研究室は、現在、教員5名、学部生約60名、大学院生約20名程度、さらに研究生数名より成り立っています。アジア等からの留学生もたくさん勉強しています。

 学部の卒業生の進路は多様です。新聞、テレビ局、広告会社などのマスコミ分野はもとより、公務員(国家および地方。職種は一般行政職のほか家庭裁判所調査官、外務省専門職員 などもあり)、学校教員(中・高校等)、そして民間企業社員(製造業、金融業、情報産業など)として活躍しています。もちろん大学院に進学する学生もいます。研究室が創設されて60年ほどの間に、800人以上の卒業生を送り出してきました。

 修士=博士前期課程(文学研究科)の卒業生は、博士後期課程(文化学研究科)への進学のほか、国際機関、リサーチ会社、マスコミ、国/地方自治体、民間企業などに就職しています。近年は修士課程で専門知識・技術を高めてキャリアーアップを目指す院生も増えています。

 博士後期課程(文化学研究科)の卒業生の多くは、大学教員や研究機関研究員になっています。博士後期課程が発足してからまだ25年ほどですが、この間に日本国内、さらにアジアをはじめとした諸外国で大学教員や研究者として活躍する人材を多数育成してきました

 なお大学院は、2007年度より、人文学研究科(博士前期/後期課程)に一本化され、より充実した大学院教育が実施されるようになりました。

 

 歴 史

 本研究室は、1949年に新制神戸大学が発足するとともに設立されました。設立当初は、旧制神戸経済大学予科教授であった堀喜望をはじめ、樺敏雄、金澤実、杉之原寿一の4名の先生、および陸井四郎助手によって研究室は運営されました。その後、1960年代には大学院文学研究科(修士課程)、そして1970年代末には大学院文化学研究科(博士後期課程)が設立され、大学・大学院教育の充実が図られてきました。さらに2007年度より大学院人文学研究科(博士前期/後期課程)への一本化にともない、名実ともに学部から大学院までの一貫した教育研究課程を実施し始めています。

 

 

 研究プロジェクト 

 本研究室では、日本国内とともに、国際的な研究プロジェクトに積極的に取り組んでいます。また古典的なテーマとともに、現代的なテーマの研究プロジェクトを実施しています。それらは、研究室の教員が専門とする研究分野に関わっており、大学院生も積極的にメンバーに加えながら取り組まれています。こうした研究プロジェクトは、日本学術振興会の科学研究費のほか、COEや神戸大学内の各種プロジェクト資金にもとづいています。

 

 教員と分野

 専任教員は、理論社会学系が油井清光教授・白鳥義彦助教授、経験社会学系が藤井勝教授、社会人類学(比較社会学)系が佐々木衞教授です。現在、とくに重点をおいている教育研究は、(1)欧米社会学の古典理論・現代社会学理論の分野、(2)移動・移住、エスニシティ、地域社会、家族、教育、環境・防災等の実証的分野、(3)東アジア(含・東南アジア)社会や欧米社会に関する比較社会学の分野です。基礎的な教育研究を重視するとともに、グローバル化する21世紀社会の動態や変容に対して十分に対応できる学問の構築を目指しています。

 

 

 学生・院生の教育 

 学部生は、1年次には共通教育科目が中心となりますが、2年生以降は次第に専門(社会学)の授業の比重が高まります。3年生後期からは、卒業論文作成のための演習(ゼミナール)が始まります。学生はそれぞれが希望する教員の演習(ゼミナール)に所属して、卒業論文を書くための勉強を長期間かけて行います。大学院生は、複数の指導教員のもとで専門的研究指導をうけながら、それぞれの研究テーマを深めます。博士前期課程、博士後期課程のそれぞれの特質に応じた研究指導が、複数の教員から幅広い指導が受けられるように配慮されています。

 

 社会学雑誌(神戸大学社会学研究会)

 本研究室を主要な母体とし、卒業生や在校生なども加わって、『社会学雑誌』という学術誌を20年以上にわたって発行してきました。研究会は会員制によって維持され、会員の投稿論文(レフリー制)や、社会で活躍する人々の体験やレポートも掲載しています。社会と大学を結ぶ研究雑誌として、重要な役割を果たしてきました。

 

 

 

 社会調査士・専門社会調査士資格

 社会調査士(学部レベル)および専門社会調査士(大学院修士課程レベル)取得のための授業を2005年度より本格的に開始しました。文学部社会学専修、文学研究科社会学専修において社会調査士資格認定機構の基準にもとづく科目が設置されていますので、両方の資格の取得が可能です