第607号　1924（大正13）年10月27日

厄介なる政局

碌々録

週間要報
　北京の政局急変す（二十二にち馮玉祥遂ひに背反す）（曹鐃、呉佩孚逃走すとの説あり
    山海関の戦況
　上海収拾問題と其将来（浙軍の残兵全部改編）（北京政変の影響如何）
　　孫伝芳入滬後動静
　浙軍残兵収拾問題
　淞滬の護軍使問題
　 広東刻々危機迫る（陳炯明軍広東に逼迫す）（孫文愈々退出の外なし）
　寧波自治政府計画失敗に帰す
　ラツセルの英国対支政策攻撃
　儒教と西洋哲学

支那時事日誌

西洋の想像と大学の誠意（二）＊白川生

時局と経済界の影響

社会
　時局滬聞
　　カラハンと外交団
　　東支路新長官抱負
　　日支軍衝突と輿論
　　非島の支那人排斥
　　小幡氏支那時局観
　　露大使開議を急ぐ
　　江蘇省の五百万軍事公債
　　英字紙の呉佩孚論
　　日支対支声明論評
　　日露交渉経過余聞
　　露国賠款委員会未定
　　上海北京間電信不通
　　北京天津間電話不通
　　支那時局と輿論
　　支那鉄道の収入皆無
　　奉露協定と東支鉄道
　　義勇隊漸く撤防す
　　江蘇省長の更迭説
　　上海税務所長更迭
　　滬北糸廠近く開業
　　上海軍艦近く北上
　　露紙の支那内争観

文苑
　秋興＊太堂
　読書

文学の標準（九）＊胡先●〔馬+肅〕

財界大小彙報

金融市況