第530号　1923（大正12）年4月30日

黎氏の支那観と政見

碌々録

週間要報
　依然未決の内閣問題（衆議院の態度不定）
　全国銀行公会連合会（整理基金愈々破壊せば最後の手段に出づべし）
　外国借款容易ならず（内閣借款も絶望の状態）
　奉直両派の現状（早晩開戦は免れず）
　河南と山東の土匪
　広東戦況の近訊（竟ひに沈軍の失敗か）
　支那関税特別会議
　支那の交通機関新設問題（無線電信架設、航空交通、日支鉄道連絡）

支那時事日誌

沈子培翁紀聞（二二）

文学中相反し相成るの義（五）＊劉永済

北京シンジゲート営業成績

香港広東地方の糖業

沙市毛皮取引状況

社会
　時局滬聞
　　農商法規改正問題
　　蕭耀南の海軍緩和
　　独立海軍最近の消息
　　海軍部代表の南下
　　猪粤海軍の動静
　　広東省戦事の滬聞
　　広東兵変と和平案
　　孫文対北和議停頓
　　唐継尭代表の動静
　　孫伝芳最近の消息
　　沈鴻英と広東省民
　　汪精衛の奉直観察
　　在滬袴公民の決議
　　裁兵委員の討論会
　　無電会員実地調査
　　鴉片公売案の近訊
　　銀行界公債不買案
　　各公使最近の態度
　　斉燮元の中立固守
　　奉天来人の直軍観
　　四川人の客車拒絶
　　国際関税会と日本
　　先施公司日貨不買
　　南黄浦江騒擾事件
　　閘北水電問題消息
　　漢治萍公司の近訊
　　漢治萍孫経理意見
　　上海造幣廠の近訊
　　露民五百名澳国へ
　　紐育北京航空事業
　　江蘇県会の議決案
　　市民大会の委員会

文苑
　読書＊太堂
　春

命令

漢字新聞論調

大小彙報

新刊解題
　半世紀の世界と支那＊滬上槎客

経済
　無錫漢口の紡績界
　支那桐油輸出近況
　時局と上海の商況
　日紗布の輸入減少
　支那棉の禁輸問題

金融市況

公人私人
　田代中佐、五十嵐少佐、池永前長沙領事、津経伯夫人、加藤正雄、
　菊池豊吉、馬場鋤太郎、岐阜県見学団、児玉孝顕、木材曽太郎、
　橋本重太郎、五十嵐富三郎、島津長丸、水田、硯山、白倉、二峰、
　幸松、春浦、矢野、鉄山、安田、平囲、岩瀬氏、池上秀敵画伯、
　福田秀五郎、江上志馬雄、本由干松、横山政喜、鬼塚喜、辻村芳太郎、
　本田英作、相川宅十郎、黒田鉄太郎、小川愛次郎