第508号　1922（大正11）年11月20日

フアスシスチを望む（支那の現状と伊国に視て）

碌々録

週間要報
　支那の財産と借款（借款は結局不成立）
　赤化取締案由来（総統問題に関係す）
　福建問題
　馮玉祥裁兵意見書
　保定洛陽の分裂（徐内閣説）
　河南安徽の匪徒
　開対罷工と唐山校
　支那文明に面して（二）＊ベルトランド・ラッセル

一週一言
　胸中患なし

支那時事日誌

連載
　支那文学通論（八）＊劉永済
　支那思想の根源（八）
　　第七条、点一異端以崇正字

経済事情
　支那の生糸に就て
　支那関税改正改訂会議終了（五）

雑報（社会）
　時局滬聞
　　四川軍事善後会議
　　英使郵税引上反対
　　西南代表集合機関
　　上海造幣廠の借款
　　英国郵便取扱停止
　　伍廷芳追悼会準備
　　司法会議の善後案
　　会審衙門恢復運動
　　広東奨券発行決定
　　段祺瑞代表来滬説
　　山東鉄路民有提倡
　在滬福建人動静
　福建人の客軍排斥
　李厚基の行方不明
　徐樹錚杭州に赴く
　福建某軍の募兵説
　海軍糧食を購入す
　海軍陸戦隊の増加
　石鹸模造訴訟事件
　中仏工商学校罷課
　工団代表歓迎さる
　揚子碼頭借款反対
　浙賑徴募会開始期
　汽船衝突事件落着
　童子車の人材養成
　工部局新建場落成
　中仏学校と章炳麟
　上海県学生数調査
　女権同盟会選挙会
　湯節之は拘引さる
　宝山監獄問題紛糾
　共同租界冬季準備
　商会聯合会委員会
　軍事電報印単制限
　上海市政発展計画
　張勲と外人の訴訟
　ア博士十四日来滬
　ラインシュ自殺未遂
　津浦沿線土匪横行
　戴天仇の自殺未遂
　韓恢の氏と其家族
　蘇議員大借款反対

命令

漢字新聞論調

大小彙報
　銀行公会と山鉄案
　理科器械の展覧会
　浙江省人と沈金艦
　学生の救災運動費
　葡国公使帰京せり
　通恵代表在京消息
　奨券業者運動開始
　黄大偉は不日来滬
　ホノルル会議代表
　林虎の来滬説あり
　小学教師国語学習
　学生会の理事部会
　太平洋の商務代表
　広東英領事上京す
　赤十字代表の迎会
　国際問題の研究会
　支那汽船失火せり
　施肇基近く帰国す
　会審公堂規定改革
　計画中の模範商場
　女子進徳会の解散
　電政借款進捗せり
　江南海塘協会組織
　張耀会南下説あり

経済
　独乙品の支那輸入
　日本麦粉の輸入盛
　銭業者と新式簿記
　火腿の輸出取締り
　寧紹公司営業拡張
　閘北特別市の準備
　安徽の商品展覧会
　漢冶萍株主聯合会

新刊解題
　泰西人の支那観＊滬上槎客

金融市況

公人私人
　岡山県教育視察団、宗方小次郎、大島徳次、徳川義親、
　石井菊次郎、鳩山秀雄、船津辰一郎、岡本一脈、溝口直亮、
　別府熊古、司城元義、島田清次脈、芦田均

編集余録