第375号　1920（大正9）年4月26日

支那財政独立の必要

支那時事日報

週間要報
　南北和議の縦横離合観（徐徐と岑陸の接合、段派の和議は如何）
　旧国会の残局（国会地点は雲南か、政学会の未路は如何）
　五四運動の精神とは何ぞや（支那のレニンと称せらるる陳独秀は）
　関税剰余金問題（伍廷芳章行厳争う）
　新借款団の成立如何
　露国通牒の反響続記

連載
　典籍と自己と現代（一三）
　　原民之民意
　上海報界の過去及現在（七六）
　　列国警告後の趨勢
　西蔵に関する英支外交史（三）
　　二、芝罘条約とマコーレーの西蔵探検計画
　卯域鴻爪
　　東亜同文内地旅行特信

資料
　講和会議山東問題報告書（二）

雑報
　赤色化せる上海学生（苦力職工を煽動し、軍人に殴られて騒ぐ）
　学生苦力に演説す
　商人の態度
　護軍使署の学生取締令
　護軍使の戒厳令
　戒厳法五条を摘録す
　校長の辞職
　浦口学生の日貨掠奪
　 世界労働紀念大会
　 租界印花税問題
　 銀需給の将来（上）
　外蒙統治機関の組織
　独逸人の入国法

漢字新聞論調

文苑
　勧人応貢興之選＊今関天彭

金融市況

公人私人
　江原吉之助、安田稔、雲雀興太郎、後藤武男、松岡玄雄、
　藤富敬二、中世古梯次、相良利吉、松村松次郎、永峰承受、
　宮坂九郎、水野蔵之助、大谷藤次郎、周金鴎

編集余禄