第363号　1920（大正9）年2月2日

時局紛糾の罪首(徐世昌與に権るべからざる人物)＊白川生

碌々録

支那時事日誌

週間要報
　直接交渉と支那上下の喧囂(南北内訌の総決算歟)
　　四明堂の会合
　　段の直接交渉説
　　徐雲鵬の意見
　　陸徴祥の態度
　　西南の反対
　　王正廷の頑迷
　五百万員借款の成行(和議督促的借款成るや)
　支那の辺防方針(恰克図防軍問題、軍事協定廃止説)
　東清鉄道問題(米の暗中飛躍)
　広東の内訌(政学会四面楚歌、和議障害如何)
　和支条約改正の要求
　偽同情者を排す(軍閥と民党)

連載
　上海報界の過去及現在(六四)
　　欧洲戦開始と與論
　典籍と自己と現代(二)
　　好勇疾貧乱也
　民国政治史論(六六)
　　上海和平会議(五、南方最後要求)

雑報
　直接交渉を拒絶せよ(愚動団体の狂吠)
　　山東同郷会
　　江蘇省議会
　　全国和平聯合会
　　全国各界聯合会
　　国民大会
　上海造幣局後聞
　清華学校の改良方法
　国貨提唱同志聯合会の成立(政治味なく、排外行動なしと)
　汪兆銘の演説
　工部局の電力供給拡張(上)
　　一九一八年十二月六日報告
　　一九一九年十二月二十二日報告
　四川産白蝋の市況
　糸繭消息
　長江上流の水電事業
　殖辺銀行と整理
　日支合弁公司の噂
　東三省豆産専売局
　連山湾開港問題
　支那の治外法権回収
　商人愈々学生を恨む
　石鹸同業の会合
　工商協会の出現
　租界印花税規定
　江蘇省の裁兵
　湖北省大冶官鉱
　平民生計会
　山西省議会福公司に反対す
　興業勤学会の発起

上海雑屑
　浦東電気公司
　東陸銀行支店
　日貨捜査依然
　官業銀行開業式
　呉淞電燈成る
　蘇州水利問題
　民国日報罰せらる
　没収品の競売
　棉糸の市況

労働記事(中国工団連合会組織の議、労働会の大合同を企つ)
　鍛冶職工要求
　竹細工職工の要求
　帰国支那労働者の窮状

漢字新聞論調
　直接交渉と與論、時局の雑評

文苑
　読史有感＊未定一

命令

金融市況

公人私人
　波多博、中野督一

編集余録