Kobe University 神戸大学大学院人文学研究科 / 文学部 哲学教室

伊藤 翠子 (ITO Midoriko)

専攻分野

不幸論・存在論・他者論・倫理学(主にシモーヌ・ヴェイユ研究)、 障害者福祉学、精神保健福祉

現在の研究課題

自律的存在者である<私>の存在論 および認識論と<私>=主観には還元され得ない「他者」への
応答=責任論 (倫理学)との狭間にある断絶を解消するための方法とその論拠を、主にシ モーヌ・ヴェ
イユの哲学・思想から導き出すこと。
また、カトリシズムとの接触以前と以降の シモーヌ・ヴェイユの思想の変遷を分析し、「二人のヴェイユ」
が 存在するか否かというヴェイユ研究者にとっての最大の問題を解明すること。

研究業績

学術論文

    2009年度哲学修士論文
    『シモーヌ・ヴェイユにおける不幸論――その根底を成すものとその先に在るもの――』

コメント

大学における哲学研究は、飽 くまでも己が真に哲学するための一過程でしかないと思っています。大学で
「哲学」そ れ自体が出来るとは思いません。しかし、過去・現在の様々な哲学者が真摯に哲学 し、それによっ
て彼(彼女)ら提示した思想を、我々が熟読し、理解し、分析し、 考察し、批判することは、我々個々人が哲
学するために必要不可欠なことです。哲 学専修ではその際に要求される、知識や読解力、思考力、忍耐力、語
学力、議論 や批判・質問の仕方などを身につけることが出来、将来、自分自身が 哲学を行っていくのに必要な
能力を高め、哲学以外の様々な問題についても根本的jかつ論理的に考える力を習得す ることが出来ます。

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