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文学 英米文学専修

英米文学とは


使い込まれた Oxford English Dictionary。
全20巻の世界最大・最高の英語辞書。
英米文学研究には不可欠。

 文学は、言葉を糧として生きています。従って、英米文学の深い理解のためには、文学テクスト(言葉)としての英語のみならず、言葉そのものへの深い愛情と関心が必要不可欠となります。また、文学は、社会的存在でもあります。従って、英米文学の深い理解のためには、文学をとりまく歴史的・社会的・文化的コンテクスト(文脈)への深い関心が必要不可欠となります。テクスト(言葉)とコンテクスト(文脈)の交錯の彼方に、文学の新鮮な香りを求めることから、英米文学研究は一歩を踏み出します。

 その一歩を踏み出すにあたって、何よりも大切なのは、やはり、文学テクストとしての英語を味読する力を養うことです。文学テクストの読解に必要な語学力は、文学テクストとの格闘を通じて磨かれていきます。その格闘の貴重な場が演習です。そして、その格闘の豊かな結実が卒業論文となるのです。

 

授業では

 講義は幅広いテーマについて行われ、教壇からの一方通行となることはむしろ少なく、つねに参加者の関心と反応とを見ながら進められます。一方、演習は英米文学を深く読む力を養うのが目的です。英米文学を読むうえで必要な、適切な辞書の用い方についても指導します。さらに、英米文学史に登場する文学者たちについてもある程度の知識をもったうえで読むことが奨励されます。こうして鍛えられた読解力があれば、あとは自分の力でどんどん読み進めることができます。あるレヴェルを超える読解力を身につけたとき、目の前に開ける未知の世界の広大さを実感することになりますが、そのような経験をする人がひとりでも多く出てほしいと願っています。

 

教員の紹介

菱川 英一 教授 近代米文学。主にアメリカ、アイルランドの詩を研究しています。 教員紹介 [KUID]
山本 秀行 教授 現代米文学。主にアメリカ演劇、小説を研究しています。 教員紹介 [KUID]
芦津 かおり 准教授 イギリス文学・演劇。イギリス文学・演劇。主にシェイクスピアの演劇を研究しています。 教員紹介 [KUID]
奥村 沙矢香 准教授 20世紀イギリス文学・小説 教員紹介 [KUID]
Gamlin, Gordon Sebastian 特任准教授 英米及びカナダの小説、演劇を研究しています。

教員紹介 [KUID]

 

最近の卒業論文から

“A Study of F. Scott Fitzgerald” “Woman and Marriage in Pride and Prejudice” 「Ernest Hemingway研究」「ワーズワースに見る自然と人間の関係」「シェイクスピア『マクベス』について」

 

卒業後は

 本学あるいは他大学の大学院(修士課程、博士課程)へと進学し、さらに研究を進める者がある一方で、就職して本学での経験を活かし、さまざまな職種につく者も多い。高校や中学の教師になる者もあれば、英語力を武器に国際的な仕事につく者まで幅広い。

 

教員からのメッセージ

 独仏の文学にない英米文学の面白さとは何か。難しい問いですが、少なくとも<見えざるもの>を言語化する技術にかけて英語は他の言語に劣らないとは言えます。言語として千年の蓄積があるし、英米と関わりをもった世界の諸地域の幅広さが表現の多様さと深さとを生んでいます。アーサー・ゴウルディング訳の『変身物語』のように英語でしか読めない美しい書は実に数多い。皆さんの人生に一石を投じるものとの出会いがあるはずです。

(菱川 英一)

 

卒業生からのメッセージ

 英語という一番馴染み深い外国語を扱いながら、どれだけやっても新しいことの連続、それが英米文学の不思議さです。文学テクストを読み解く中で、単なるコミュニケーションの道具ではない英語本来の豊かさが見えてきます。その一方で、国際化の波の中、英語の実用性を無視できないのも事実であり、まさに現在の世界の動きに対しても敏感でなければならないように思います。言葉を通して「世界」が見たい人はぜひお越しください。

(菅野 敬子 2005年3月卒業 2007年3月文学研究科修了 京都府立高校教員)

 

 英米文学専修で身に付けられることは主に2つ。ひとつは総合的な「英語力」であり、もうひとつは文学を「学問」として研究していく能力です。これらを含め、本専修を志望する動機は千差万別でしょうが、そのいずれをも受け止め、幅広い可能性への道を提供してくれるのが神戸大学文学部における英米文学専修の特色だと思います。いずれにせよ、個々に応じた最高の土壌が用意されます。これ以上は言うのも野暮でしょう。

(宮澤 豊和 2002年3月卒業 2004年3月文学研究科修了 神戸大学附属図書館勤務)

 

 英米文学専修の演習では、皆が意見を述べ合うのを聞き、また自分でも発表しなければなりません。自分の意見から議論が発展すること、議論により自分の考えが変化することの面白さに気づくことができると思います。同時に、自分の考えを他人に伝えることの難しさ・大切さも知ることができるでしょう。またこの専修は、文学好きな人、英語を学びたい人、文化に興味がある人など様々な切り口でこの分野を選んだ人の集まりです。先生方も文学だけに止まらないユニークで興味深い講義をして下さるので、一つの視点にとらわれずに色々なことを学びたい方は、ぜひ英米文学の門を叩いて下さい。

(大寺 希枝 2006年3月 株式会社Z会勤務)

 

 英米文学の最大の魅力は、作品を通して様々な歴史や文化、思想に触れることのできる点にあると思います。それらは私たちに大きな刺激を与え、人間の幅を広げてくれます。もっと知りたいと思うなら、その地に足を運んでみるのもいいでしょう。語学を学んでみるのもいいでしょう。やる気があれば学べることは無限大です。大学とはそれだけの機会と時間に恵まれた場所なのです。みなさんも神戸大学で、自らの可能性を広げてみませんか?

(中川 悠 2006年3月卒業 滋賀銀行勤務)

 

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