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教員紹介

教授 田中康二 TANAKA Koji  [KUID]

履歴

1965年生。1994年神戸大学大学院文化学研究科単位取得退学。1999年博士(文学)(神戸大学)。富士フェニックス短期大学助教授を経て、2001年神戸大学文学部助教授。

専門分野

日本近世文学
これまで、近世中期に発祥した国学を主たる研究対象とし、本居宣長や村田春海を媒介として国文学研究と思想史研究に分断した領域を統合することを目指してきた。今は受容史的観点から日本古典文学をとらえなおす方法を模索している。今後は国学に基盤を置いた「古典学」の構築を目論んでいる。大学院のゼミでは、歌書や国学関係書を俎上に載せつつ、研究方法についても批判的に目を配りながら、どのようにすれば文学作品の本質をとらえることができるのか、ということを院生とともに考えていきたい。

主な著書・論文

  • 『村田春海の研究』(汲古書院、2000年)
  • 『本居宣長の思考法』(ぺりかん社、2005年)
  • 『本居宣長の大東亜戦争』(ぺりかん社、2009年)
  • 『江戸派の研究』(汲古書院、2010年)
  • 『国学史再考―のぞきからくり本居宣長』(新典社、2012年)

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