ヨーロッパと日本を除いたユーラシア大陸の全域、そしてアフリカ大陸の一部の地域が、東洋史学の研究対象となっています。それは大きく2つに分類され、ひとつはユーラシアをほぼ覆い、北アフリカにまで広がっているイスラーム世界であり、いまひとつは我が国の歴史とも密接な関係を持つ中国世界です。この大きなエリアを相手に勉強する醍醐味、それが東洋史学の魅力のひとつと言えます。私たちは、それぞれ自分の興味のあるテーマを選び研究を行っています。また、研究だけではなく、日々読書室に集まり雑談に花を咲かせたり、友人と旅行に出かけたりと充実した学生生活を送る―これも当東洋史学研究室の大きな魅力です。

授業の予習は少しばかり大変です。中央・西アジア地域史(イスラーム世界)の授業なら、アラビア語やペルシア語、そしてトルコ語を、中国史の授業なら漢文や現代中国語を、90分間の授業の為にその数倍の時間を割いて予習をしなければなりません。しかし、やればやる程にその魅力に取り付かれていくのもまた事実です。学生は夜な夜な読書室で、一人でもしくは互いに予習に勤しみ、高じてそのまま泊り込む者も少なくありません。そして悲しいことに(?)一度夜を共にすると切っても切れない絆で結ばれます。丑三つ時には時折読書室から叫び声が響くことがありますが、それは勉強がはかどっている証拠なのです。

もちろん、勉強だけでなく、飲み会や課外活動も盛んに行っています。新入生歓迎コンパや卒業生追い出しコンパ、急遽読書室にて催される飲み会、ボーリング大会、美術館や博物館への遠足など、計画性のあるものから無いものまで様々です。また、当研究室には、様々な民族からなる留学生も多数在籍し研究をしており、私たち日本人学生の外国語・日本語のつたなさを痛感させられる毎日です。一方で、中国を中心に各国に留学する学生も多く、貴重な体験をすることも出来ます。
面白いことを見つけたい方、「君、変わってるね」と言われてみたい方は、神戸大学文学部東洋史学研究室へ是非お越し下さい。研究室見学可熱烈歓迎!!