第５５回正倉院展
2003年１０月２5日〜１１月１０日
場所：奈良国立博物館

正倉院宝庫は東大寺の正倉として造立された校倉式の倉です。
今年は鳥毛篆書屏風、十合鞘御刀子、平螺鈿背円鏡など聖武
天皇と光明皇后が身辺に置いた品々を始め、東大寺で用いられ
た仏具や献物几・献物箱、奈良時代の衣装や　飾品、薬物と顔
料、文書類が出陳されます。今回は特に刺繍が施された作品や
それらの関連品がまとまっている点に特徴があります。出品され
る作品の輝きと鮮やかな色彩の中に天平の香りを感じる、またと
ない機会となるのではないでしょうか？

弘法大師入唐1200年記念
空海と高野山
2003年4月15日〜5月25日
場所：京都国立博物館

弘法大師空海が唐にわたって1200年を記念して京都国立博物
館で「空海と高野山」展が開かれます。金剛峰寺から、「阿弥陀
聖衆来迎図」や「仏涅槃図」など数多くの寺宝が出展されます。
格式と伝統のある高野山金剛峰寺の宝物を一望できる、またと
ない機会となるのではないでしょうか？またこの展覧会は愛知
県博物館、東京国立博物館、和歌山県立博物館を巡回します。

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