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「第一次世界大戦開戦に関する講演と映画上映会」のお知らせ

2018.4.10

その夏、ヨーロッパ社会は高度な文明のもと、裕福になり、夏の太陽を浴びてバカンスを楽しんでいた。長らく平和がつづいていたので、まさか数週間のうちに戦争が起きるなんて、大多数の人々は思ってもみなかった。社会に批判的だったインテリたちが、凝り固まった社会を活性化するには、夕立程度の小規模戦争はあるかもしれない、とは思っていた。予期せずして始まった戦争を、人々は歓呼で迎えた。すぐに片付けてクリスマスには家へ戻ってくるぞ、と兵士たちは敵も味方も信じたのだ。ところが4年も続き、4つの大帝国が崩壊、大混乱が始まり、1600万人が死んでしまうなんて、誰も予想できなかった。さて、今の私たちはどうだろう?明日は見えているのだろうか。

第一次世界大戦開戦に関するクリスティアン・ラップ氏の講演とドキュメンタリーの上映会を開催いたします。ご関心をお持ちの方はどなたでも歓迎いたします。皆様、奮ってご参加ください。

開催概要

第一次世界大戦開戦に関する講演と映画上映会
案内・ポスター
[画像をクリックすると拡大(PDF)]


日時:2018年4月28日(土)14:00~16:30

会場:神戸大学人文学研究科B棟1階小ホール

映画 サラエボ・ここから世界の混乱が始まった
   (ドイツのテレビ番組・日本語字幕付45分)

講演 戦争が近づいた時―1914年夏何があったか
   クリスティアン・ラップ氏
   (ドイツ語講演、日本語原稿を配布)

コメント 馬場優氏(福岡女子大学国際文理学部准教授)

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